アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」2011年高校生の部受賞作品

グランプリ

  • 大城 翔太郎(沖縄県)
    沖縄県立真和志高等学校 2年
  • 母の友達のお母さんです。朝早くから、市場で惣菜を売っており、惣菜は手作りで凄く美味しいです。市場は、朝が一番忙しいのですが、笑って写真に写ってくれました。おばぁちゃんは、とてもお茶目で、撮影が楽しかったです。こんなに明るく働いている姿をみると、凄く元気がわいてきます。これからも、おばぁちゃんを撮り続けていきたいです!

準グランプリ

  • 佐藤 花恋(大阪府)
    大阪市立工芸高等学校 3年
  • この写真は、兵庫県姫路市にある坊勢島へ行った時に撮影しました。坊勢島は小さくて人も少ないけど、温かくて明るくて島らしさに溢れていました。その島で船のエンジンを扱う仕事をしているおじさんに出逢いました。海の見える工場で一生懸命働きながら話してくれるおじさんを見ていて、島男だなぁと感じ、撮影しました。

優秀賞

  • 坂本 碧(埼玉県)
    埼玉県立伊奈学園総合高等学校 3年
  • この写真は、夏休みに旅行先で行ったガラス工場で撮らせてもらった1枚です。
    そこで職人さんがガラス作りをしているのを見学させてもらった時、私は職人さんの鮮やかな手付きを見てどうしても撮影したくなり撮らせてもらいました。
    夏の熱気に負けない力強さ、そして熟練した腕前の美しさが撮れたと思います。

優秀賞

  • 田口 志穂(大分県)
    大分県立芸術緑丘高等学校 3年
  • 「夏の暑さに負けない郵便屋さん」
    私が、なぜ郵便屋さんを撮影しようと思い立ったかというと、たくさんの人にこの姿を見てほしいと思ったからです。夏の暑さにも負けず、颯爽と郵便物を配達しているおじさんの姿が、とても生き生きと輝いていたのが印象的だったので、それが伝われば嬉しいです。

佳作

  • 伊藤 歌歩(東京都)
    戸板女子高等学校 1年
  • 私の母は、普段大人にパン作りを教えていますが、夏休みや冬休み等の期間だけ材料費のみで「子どもパン教室」を開いています。初めは、母や私の言う事も聞かず騒がしかった子どもたちが、いつの間にか母のパン作りの説明に真剣な顔で聞き入っていて、子どもの興味を上手く引き出す母に驚いたとともに、こんな母を誇りに思いこの写真を撮りました。

佳作

  • 黒田 真由(徳島県)
    徳島県立城ノ内高等学校 1年
  • 知人が主催した音楽祭でのバンドの出演者に、メイクをしているところを撮影させていただきました。笑顔で話しながらも、時折見せる真剣な表情に目を奪われました。メイクが終わった出演者たちは、「今日の自分はひと味違うぞ!」と言わんばかりに、満面の笑顔でステージへ向かいました。それを見るメイクさんももちろん笑顔で、満足感が感じられました。

佳作

  • 加藤ちなつ(愛知県)
    愛知県立津島東高等学校 1年
  • 八月の晴れた休日、にんじんの種まきをしている父を撮りました。
    普段、私は父とふざけた話ばかりをしているので、このような真剣に仕事をしている父の姿を初めて知りました。
    畑と向き合い、背筋を伸ばして真っすぐ進んでいく父は頼もしくとてもかっこよかったです。
    一日中撮影して選んだこの一枚を父に見せました。
    父もすごく喜んでくれました。

佳作

  • 狩野 春奈(長野県)
    飯田女子高等学校 3年
  • 私の祖父は和菓子屋を営んでおり、その姿を幼い頃から見てきました。
    普段は優しい祖父ですが仕事になると一変して、鋭く真剣な眼差しになります。
    今回応募した理由は、仕事に打ち込んでいるそんな祖父の姿を撮影したい!と思ったからです。
    この作品では、祖父が仕事にかける思いと真剣さを表現することができたと思います。

佳作

  • 鈴木 美乃里(秋田県)
    秋田県立大曲高等学校 2年
  • これは学校の近くにある、ご夫婦で経営している蕎麦屋さんで撮影したものです。
    部活動で、商店街をテーマにした写真展を開く時に撮影しました。
    旦那さんが蕎麦打ちをしている間、厨房で一品料理を作っている奥さんを、のれん越しに撮影しました。
    ご夫婦で協力して店を営む姿に、心が温まりました。

佳作

  • 髙見 侑里(愛知県)
    愛知県立豊田東高等学校 3年
  • 目の前には海が太陽光を反射してキラキラと輝いていました。そんな素敵な場所で麦わら帽子をかぶってイカを干している漁師さんを撮影させていただきました。干されたイカは透けてゆらゆらと風に揺れていました。とても暑い日でしたが、一つ一つ丁寧にイカを干す漁師さんに魅力を感じました。

佳作

  • 乃村 渚紗(香川県)
    香川県立坂出高等学校 1年
  • この写真は、私の母が医薬品の分析をしている様子です。母は医薬品の検査や分析を行なう「分析管理責任者」という仕事をしています。家では優しい母ですが、職場では厳しくスタッフに指示していて驚きました。その姿はとてもかっこよかったです。母の働く姿を見て、私も将来母のような仕事がしたいと強く思いました。

佳作

  • 藤枝 加奈(茨城県)
    茨城県立鉾田第二高等学校 1年
  • 秋の収穫の写真を撮ろうと田んぼを歩いていたら仕事仲間と楽しそうに話しながら草刈をしているおばあさんがいた。
    「写真を撮らせてもらっても良いですか?」と聞くと快くOKしてくれた。
    写真を撮っている間、忙しそうに働きながらも仕事のことなどを沢山話してくれた。
    その表情は常に笑顔で、その笑顔から仕事の楽しさが伝わってきました。

佳作

  • 長谷川 璃菜(新潟県)
    新潟県立新潟東高等学校 2年
  • 卒業した写真部の先輩で、写真スタジオで働いている方がいて、連絡を取ったところ、丁度ウェディングドレスで写真を撮る方がいらっしゃったので、ヘアメイクなどの準備をしているところを撮影させてもらいました。ヘアメイクをどんなふうにするか、雑誌を見て相談して、その形に作っていくのは凄いと思いました。とても真剣な顔が撮れたのでよかったです。

佳作

  • 和泉 宏明(愛媛県)
    愛媛県立八幡浜工業高等学校 3年
  • 空き店舗の多い僕の街の商店街に、頑張っている一軒の花屋さんがあります。店でフラワーアレンジメントをしている人(兵頭さん)に、「撮影してもいいですか」とお願いすると「いいですよ」と笑顔で快く協力して下さいました。
    1つ1つの花を丁寧に扱って、笑顔を絶やさずに仕事をしていて、この仕事が本当に好きなんだと思いました。
    仕事が好きで、やりがいを感じている人にしかない笑顔だと思いました。
    こんな笑顔をぜひみんなに届けたい、そういう思いで撮った一枚です。

団体奨励賞

  • 大分県立芸術緑丘高等学校(大分県)
  • 川野 千寿 先生
  • 大分県立芸術緑丘高校は美術科と音楽科からなる芸術高校です。美術科の生徒たちは、授業以外のことにも興味を持って日頃から様々な公募に積極的に挑戦しています。 生徒自ら夏休みの課題の一つとして参加した取り組みが、このような素敵な賞をいただくという結果につながり大変光栄に思います。ありがとうございました。

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