主任 田中 志濃

主任田中 志濃

キミにもできる!広告デザイン

人物紹介

2006年12月入社。当初は、求人情報制作課において新制作システムやサテライト制作グループ立ち上げに携わる。その後、求人広告デザイン制作や新人オペレーター研修まで幅広く手掛け、2013年5月よりイーアイデム運営グループメディアクリエイティブチームにて主任を務める。部下の育成をしながら、取材やコピーライティングなど、広告の品質向上に直結する業務に従事。WEBから紙まで、幅広い分野のメディア制作に関わっている。
キミにもできる!広告デザイン
  • MDセンター メディアプランニンググループ 紹介

PROFILE OF MD CENTER MEDIA PLANNING GROUP

MDセンターは、アイデムが発行している求人媒体のデザイン・制作を担う部署である。主に新聞折り込み「しごと情報アイデム」、フリーペーパー「ジョブアイデム」を中心とした紙面をデザイン・作成。Web求人広告「イーアイデム」などのコピーライティングも行っている。

REPORT-01

デザインへのこだわり

MDセンターで主任を務める田中志濃さん。彼女はとてもアクティブでアグレッシブな広告業界のプロである。田中さんは、求人の対象者が若者である場合、パッと目に留まり惹きつけるようなおもしろいデザインを選択する。求職者のためにどういったものを広告に載せれば、企業が求める人材とのマッチングを行えるのか、これがたいへん鍵を握っているという。求人広告はアートではない。

仕事内容は盛りだくさんで多忙だ。取材、営業とのやり取り、原稿打ち合わせなど。お昼休みはしっかり取りランチを楽しむというように、オンとオフの切り替えもしっかりしている。MDセンターでは主にアイデムが発行する媒体のデザインや制作を行っているが、彼女は管理という立場上、デザインは作らない。「デザインのクオリティのチェック、同僚や後輩を育てることは、かなり厳しく行っている。だから嫌われてるかも(笑)」と冗談を織り交ぜながらも、冷静に自己分析をしていた田中さん。彼女の厳しい意見やデザインの基本にこだわりがあるからこそ、より質の高い中身のある広告が社会に発信されているに違いない。主任という立場から、職場全体の関係を俯瞰的に捉え、行動に移している印象を受けた。

REPORT-02

過去の経験が今の原点に

MDセンターで働く仲間について聞くと、「動物園ですよ。」とにこやかな笑顔を浮かべた。「ワンカラーでいったら黒かな。黒って暗いイメージがあるかもしれないけど、様々な色が混ざりすぎても黒になるんです。うちの部署はいろんな色を混ぜている途中の黒って感じかな?(笑)」メンバーを想像しながら冗談を言う笑顔には、愛おしさが浮かぶ。十人十色を絵に描いたようなキャラクターの濃いメンバーが集まり、刺激的な毎日の中で激務をこなしている。そんな中で自分自身を動物に例えると「ゾウ」であるという。「いつもはどっしりゆったり構えているけど、吠えるときは大きく吠える。」明るく朗らかな笑顔の裏には、主任として責任感の人一倍強い面が垣間見られた。

現在、MDセンターには250人が勤務しており、その中で正社員は46人だという。「結構女性が多いですよ。産休しても戻ってきたい!と思ってくれるんです。こちら側も戻ってくるのが待ち遠しい。3人産んで3回戻ってきた社員もいるくらいです(笑)」プライベートでも共に過ごす時間が長いという。部署全体の雰囲気も、まさに和気藹々。 「それやって死ぬ?死なない?死なないんだったらやろう。と思って生きてます(笑)」そう答えてくれた田中さんは、思い立ったらすぐ行動する性格だという。子供の頃から、将来の夢は職業を言うのではなく、世界を観たいということを思っていた彼女。学生時代にも東南アジアを旅していた。その後ガス会社に就職。しかし世界を観たいという夢の達成感が得られていなかったため、思い切って会社を辞め1年間南米やアフリカなど世界中を旅したという。世界を観る夢を達成した田中さん。なぜ帰国後、アイデム入社の道を選んだのだろうか。「好きなことって何だろうって思った時に、昔からモノを作ることが好きなので、それを仕事にしたいと思ってこの会社を選びました。」以前からデザインをするのが好きだったという。「ホームページを独学で作ったりしました。ただ、コンテンツを考える力は全く無かったので、見た目だけ作って満足みたいな。でもそこが、今につながっていると言えばつながっているかな。」そんな過去の何事にも好奇心を持って積極的に行動する所が、今の彼女の仕事への姿勢につながっている。

しかし、取材中終始笑顔だったが唯一表情を曇らせた瞬間があった。彼女はこれまで何度も新しい部署の立ち上げに関わってきたという。「組織を0から作り上げる。プレッシャーに負けそうになることも…。」社会に対しての責任や重圧を、誰よりも強く感じる彼女だからこそ抱く思いである。「でも0からのスタートの立ち上げに携わることって、楽しくて嬉しいことでもあるの。本当に楽しく仕事をさせてもらってるわ。」どんなプレッシャーや不安も常に前向きな思考に変えていくことが、今の彼女をつくりあげたのではないだろうか。 また自分を女優であるともいう。広告の基本は誰に発信するかということである。世の中には様々な立場の人がいる。そして求めるニーズも多種多様だ。田中さんは常に、紙という媒体を通してつながっている人物を想像し、なりきる。そしてその人物の目線で広告を捉え直す。ルールが多く課せられる世界でモノを作り上げ成果を出し、社会に発信する。広告はルールが多いからこそ、やりがいを感じられる奥深いものであると語る彼女から、仕事に対する熱意と愛情が伝わってきた。

REPORT-03

就活を迎えるキミたちへ ~センスではなく熱意~

就職活動の際に自分に合う仕事は何かを考えると思うが、正直何事も自分次第で捉え方が変わってくるという。彼女自身、仕事は辛いことの方が多いかも、と感じている。だが、「おもしろくなかったら、おもしろくすればよい!」と、自身のポリシーを語る。これは母親に思い出を残すこと、時間を楽しむことが大事だと言われてきたことが関係しているそうだ。「どの会社に入っても、自分がいかにその場をおもしろくするか、自分の接し方次第で楽しめるかどうかが決まってくる。職場の人との接し方も同じ。」おもしろいのかおもしろくないのか、この単純な言葉の裏返しを自分の精神的なことのためにやっていくことで、仕事を楽しめているようだ。「例えば人のイメージのキャラづけをしてみたり(笑)」笑顔で語る表情からも仕事を楽しむ姿勢がうかがえる。モノ作りが好きで、こだわりを持つ明るい雰囲気の田中さんは仕事に対する軸がぶれることはない。働いているという感覚ではなく、楽しんでいる感覚。「自分がおもしろいことが、世の中の役に立つと思っている。」

広告業界というと、例えば色彩やレイアウトを巧みに考える能力、読者の目を引くキャッチコピーを思いつく発想力、クリエイティブな考え、絵が上手であるといった美的感覚など、何かしらのセンスをもっていないと働くのは大変そうだと考えている学生は少なくないだろう。私たちもその一人。自分にはセンスがないから、広告業界に向いていないと最初から諦めていないだろうか。「センスというより広告作成は学べるもの。経験や知識を積み重ねていくことで、作り上げることができる。アートとは違う!特に求人広告の作成に関しては、イメージしやすく伝えることや、ターゲットに合わせて何がベストなのかを考えることが一番大切。だからセンスではなくて熱意をもっていればいいの。」もちろん発想力、美的センスがある人はいるが、人それぞれで良いという。「自分たちの感覚がとっても大事。これが好き、これが嫌いといった普通の感覚のことね。広告はトレンドをおさえるもの。若者に向けた広告であったら、あなたたち自身の感覚が貴重。自信を持って、どんどんと意見を言った方が良い」と彼女は微笑んだ。

私たち自身も就活中であり、広告業界の知識もあまり無く、必ずしも興味を持っていたわけではなかった。広告業界に興味がある人もそれほどない人も、この記事をきっかけにして就活の選択の幅が広がってくれればうれしい。

  • 編集後記

EDITOR'S NOTE

チーム集合写真 今回の記事制作を通じて、読み手の正確なニーズを理解し自分たちの設定した意図を反映させて、相手の心を動かせるような記事を作成するということが、いかに難しいかということを痛感した。
私たちが普段目にしている広告が出来上がるまでの過程で、多くの人が協力して時間と労力をかけて作り上げていくものだということも知った。プロの目線に近づくためには、多くの実践を通して培っていくのだということも分かった。

AIDEM×internship

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