須藤 司

須藤 司

なぜ就活をするんだろう?

人物紹介

大学を卒業し、化粧品会社の営業部に就職。4年間勤務し、他の会社に転職し、法務の経験を経て、2013年8月に株式会社アイデムのコーポレート機構統括部に入社。
はたらかなければならない」から「はたらきたい」へ
  • コーポレート機構統括部・総務 紹介

PROFILE OF CORPORATE MECHANISM DIVISION GENERAL AFFAIRS TEAM

人事・総務・広報の部署内で、総務を担当。人員・車輌・備品・拠点の管理や給与手続き、法務対応など社員が働きやすい環境を整え、業務の円滑化をサポートする。

REPORT-01

就活生×社会人

優しい雰囲気で常に笑顔を浮かべる須藤さん。そのおだやかな表情の一方で総務での仕事は1300名もの社員をサポートする過酷な業務である。彼女の考える仕事とは何なのか。私たちにとっての仕事とは何なのか。

——今月(8月)で須藤さんがアイデムに入社して3年になるとのことですが、現在の仕事に対するやりがいを教えて頂けますか。

須藤「やりがいですか…今日も各部署・各営業所に大きい問題がなく大きな問い合わせもなく一日過ごすことですかね。総務とは営業職のように数字で換算することの出来ない職種です。「社員の皆さんが働きやすい環境ができている状態を維持しておくこと」を当たり前にしておくことが仕事そのものだから、社員の皆さんに「お困りごと」が何もないっていうことがすごく大事なんです。」

——なるほど。総務の仕事は何もないことの積み重ねで成り立つからこそ、企業運営を円滑に進める上で必要なのですね。次にご自身の学生時代についてのお話を伺いたいのですが、どういった学生生活を送り、いつ頃から就活を意識していましたか。

須藤「就活…あまり意識してなかったですね(笑)学生時代は法律を学ぶと同時に、自分の興味のあることにはどんどん手を広げていました。就活に有利になるからこうしようということはなく、 友人を作ったり、旅行に行ったりいろいろなコミュニティに所属することで、輪を広げて様々な人の価値観・知見に触れることができ、日々刺激を受けていました。人に言えるような成果を得たことはないですが、いろいろなところに所属したおかげで様々なものの見方を学ぶことができたと思っています。所属するコミュニティの中で先輩たちが就活をしていても自分自身があまり就活を意識することはなく、社会的な就活という流れに沿って進んでいったという感じですかね。学生生活はなにかに縛られることなくその時しかできないことをしようと思っていました。」

——サークル活動など積極的に参加することで充実した学生生活を送っていたのですね。就活をすること自体に疑問はありませんでしたか。

須藤「自分にとって大学生活は期限付きの自由な時間で、この4年間が終わったら就職しようという意識が強かったですし、就職をしないという選択肢は最初から自分の中にはありませんでした。周りも当然のように就職をしていたし、大学を終えたら、次は新しいステージに出るものだと。4年間でやることをやったからこそ、定年までずっと働こうと思って就活を始めましたね。就活をすること自体に疑問はありませんでしたが、自分が何に向いているかも分からなかったので、何がやりたいという強い意志はなく、入った会社でまずは与えられたことを頑張ろうと思っていました。」

——学生生活を謳歌することが、その後の社会人生活を充実させる一要因になっているのですね。私たちも残された大学生活を大事にしたいです(笑)では次に当時と今を比べて仕事に対する意識の変化があれば教えて下さい。

須藤「就活中は仕事や企業というものに漠然とした意識しかなかったけれど、入社が近づくにつれて、責任感が生まれましたね。学生の一人ではなく、企業の人間として。私は組織の一員なのだと実感しました。好きなことばかりできた学生時代と違い、企業は利益を追求し、それを社会に還元しています。だから、なんらかの貢献ができないと私の存在価値はないのかなって。それに、会社の考え方や姿勢に共感できないとどっちも成長できなくなっちゃうんじゃないかな。」

——とても客観的な見方をしていたんですね。

須藤「入社1年目は視野が狭くてどうしても主観的に「自分の仕事」中心に物事を捉えがちでしたが、仕事に慣れていくうちに「企業として物事を捉える」という広い視野を得ることが出来ました。特に総務の仕事は会社そして社員全体を客観的に見なければいけないからこそ、視野の広がりがいまの自分にとても活きていますね。」

——会社にはいろんな視野をもった人がいると思います。総務という立場だと、多くの人と繋がりますよね。

須藤「総務はいろんな人と話す仕事。個人に関わる連絡もするので、社員一人ひとりと広くも浅くも話せます。多くの人と接するため、同じものにも違う見方があると気付かされます。」

——見方が違う人と一緒に仕事をするのは、大変なように思いますが、ご自身が気をつけていることはありますか。

須藤「どんなに意見が食い違っても、そういった多くの見方を受け入れる度量がある人は素敵です。 相手の考えをつっぱねるのではなく、受け入れられる人。だめなら議論すればいいし、お互いにお互いを理解しなければ会社として一つの方向を向けないと思うんです。 だから私もそういう人でいたいです。」

——相手を受け入れることが一緒に仕事をする上で大事になってくるんですね。

須藤「そうですね、相手を受け入れる弾力性がある人。そんな人と一緒に働きたいですね。」

REPORT-02

「私は社会をなめてた。」

——私達も、一緒に働きたいと思ってもらえるような人間になりたいです。就活においてもそれってきっと大事ですよね。 須藤さんの就活経験をふまえたうえで、これから就活が始まる私たちへのメッセージはありますか?

須藤「いろんな人といろんな場で交流を持つことが大切です。それは魅力ある人への成長に繋がります。会社はなかなか自分だけの思い通りにはさせてくれません。仕事をする中で、自分が違うと思う事もあると思います。けれども別の一面から見ればその良さも見えてくる。
そのためには、やはり学生時代にいろんな人の視点を吸収して、見方を広げておくことが大事だと思うんです。そんなに偉そうなこと言えないんですけど(笑)」

——見方を広げる、というのは?

須藤「学生はバイトやサークルなど、自分と同じ環境にある限られた中でしかコミュニケーションをとれないですよね。そうした枠を飛び越えた先で受け取る価値観や観点が自分をものすごく成長させる。インターンシップもそういったものの1つだと思います。」

——なるほど。今回の取材も枠を飛び越えたインターンの一環ですが、ものすごくそれを実感しています。

REPORT-03

仕事は世界を交換できる

——最後に1つだけ、私たちが苦悩し続けてる問いについて教えてください。須藤さんにとって、仕事とはなんですか?

須藤「うーん。難しいですね、すごく哲学的な(笑)はっきり言ってしまえば、今の私には仕事の99.9%は予定通り・思い通りにはいかない事で、予定通り・思い通りにいく事は0.1%しかないんですよ。けれどもその0.1に目を向けられないこと程、悲しいことはありません。0.1%成功した自信になるし0.1%視野が広がっているし、0.1%成長出来ている、0.1%誰かから信頼されている。そうやって、仕事に対する視点を変えられるからこそ成長を見出すことができるし、思い通りにいかなかったことにも新しい視点から考えてみることができる。仕事は私を成長させてくれるものです。」

——学生時代に見方を広げることが、視点を自由にしてくれるんですね。何歳になっても、成長し続けることができるのってとても素晴らしいと思います。 99.9%も思い通りにいかないことなのに、須藤さんを惹きつける仕事の魅力ってそれだけ大きいのですね。

須藤「そうですね、仕事の魅力は自分がいままで得てきた経験、知識を使って自己表現ができることだと思います。 人生の1/3は仕事といっても過言ではないです。そんな中、自身の最大限のパフォーマンスを不特定多数の人と共有できるって素敵なことですよね。他にも仕事を通さなければつながらなかったはずの人と出会う機会が増えます。本来会うはずのなかった人と仕事を介して出会い、たまたま同じ仕事を通してお互い自分のパフォーマンスを披露できる奇跡…知り得なかった人とお互いの経験してきた世界を交換できるんです。そんな素晴らしさを想像しながら就職活動をして欲しいですね。 そうすれば、魅力的な会社、魅力的な人と出会え、就職前から働きたい!仕事したい!と思えるはずです。」


須藤さんありがとうございました。
 仕事は人生に関わる重要なことです。みなさんも“何で就活するんだろう”という問いに自分なりの答えを見つけてみてはいかがでしょうか。

  • 編集後記

EDITOR'S NOTE

チーム集合写真 「どうして就活をするのか」という記事を作成するにあたって、部署ではなく須藤さんご自身のお話に重点を置いた。須藤さんのプロフィールから、4年間営業職から法務職、それを経て現在まったく想像していなかった総務職についたことに興味を持った。様々な経験を持つ須藤さんに、ご自身の経験も踏まえた就活に関する深いお話を聞くことが出来た。「いろんな人といろんな場で交流を持つことが大切です。」インタビューで須藤さんから聞いたこの言葉が一番響いた。いま、私たち大学生の立場ではコミュニティが限られている。そうした中で社会人である須藤さんとの交流は、就活に対する意識を変えてくれた。また、知らなかった情報や企業側の観点を知ることが出来たのは貴重な経験となった。
5日間という短いインターンシップで、グループワークや記事作成を行う中で4人の考えがぶつかる場面もあったが、須藤さんの話がきっかけでお互いの良い考えを吸収し、自分たちの納得がいく仕上がりになったと思う。3班のメンバーでやれたことがかけがえのない思い出だ!3班最高!
 

AIDEM×internship

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