係長 小町 剛

係長小町 剛

変化の先にあるモノ

人物紹介

大学では農学部林学科で環境問題を専攻する。卒業後、3年間車の整備士として勤務しながら、ダブルワークで株式会社アイデムにアルバイトとしても勤務。その後、2001年5月株式会社アイデムへ転職。DTPオペレーター、デザイナー、システムエンジニアの役職を経験したのち、2013年9月よりWebプロデューサーの職種につく。
好きなものは車で、猫派。休みの日にはゴルフの練習に行く。
変化の先にあるモノ
  • Webメディア管理グループ 紹介

PROFILE OF WEB MEDIA MANAGEMENT GROUP

Webメディア管理グループは、アイデムのWebサイトに関わるものほぼすべてを開発している。社内外からのウェブの見た目、動き、どのような情報を載せるかを要望に応えながら企画・制作などを行っている。パソコンが並ぶオフィス内には、営業、デザイナー、プログラムなどの担当者が配属されている。Web領域の課題について、外部に依頼せず社内に対応部署を設けることで、短期間で案件をこなすことを可能にしている。

REPORT-01

向き合うのはコンピュータではなくお客様

きりっとした『デキる男』の雰囲気を持つ小町さん。はじめはそんなオーラに圧倒されていた私たちだったが、取材を進めていくと大学生の目線に立ってお話をしてくださる優しく気さくなお父さんのような方だった。そんな小町さんにズバリ『Webプロデューサーとはどういった仕事なのか』を質問してみた。「Web上に媒体を開発するにあたりどの役割にどれほどの人員が必要になるのか、そしてそれは社内の人間を使うのか、外部からの協力を得るのか。また、どのサーバーを使うのかなど、1年以上かけて計画を立てていきます。」

 Webプロデューサーと聞いて私たちはコンピュータと向き合って黙々と作業をする仕事だという印象を抱いていた。だが、インタビューを経て、人員や予算などの多角的な方向から媒体を作り上げるための『縁の下の力持ち』という、名前からは推測できない新しい発見があった。「システムを開発するにあたり、上流工程と下流工程の二つに仕事が分かれます。上流工程はプログラミングの設計図を作ったり、お客様からのニーズをどのように実現させるかを考えたり、予算について管理します。それに対して下流工程はその設計図に基づいてプログラミングをします。現在、私は上流工程を担当しています。この上流下流という区分は単に役割が異なっているということなんです。」小町さんはとても楽しそうに私たちに話してくれた。また、仕事はひとりひとりの頑張りの上に成り立っているということを教えてくれた。「アイデムはお客様との距離がとても近い会社なんです。私たちのオフィスには営業部の席もあって、広告を掲載している企業や求職者の方の声を反映させやすくなっています。お客様のニーズに応えるだけでなく、よりよいものを作っていきたいですね。」 と笑顔で話を締めくくってくれた。

REPORT-02

好きなことより役立つこと

現在Webメディア管理グループのWebプロデューサーとして、求人サイト『イーアイデム』の管理運営などを担当している小町さん。『Webやプログラムに強い』という印象を持たれる彼だが、大学時代は全く違うことを学んでいたという。「大学時代は農学部の林学科で、環境問題を専攻していました。当時は今よりも環境問題が注目されていて、そういった問題に取り組むことは大事だと考えていましたね。」しかし林業を勉強していくうちに、当時の時代背景が暗かったこともあって明るい未来をイメージできなくなり、これを一生の生業にできるだろうかと思い悩んだという。そこで一旦『自分の好きなこと』を仕事にしようと考えた小町さんは、当時車が好きだったこともあり、整備士になった。その後、車の整備場を持つためにダブルワークをしようと考え、アルバイトとしてオフィスワークを始めた。そのアルバイト先として彼が選んだのがアイデムだった。整備士と広告作成のダブルワークを通して、彼は再び、整備士を一生の生業とできるか考えたという。悩んだ末、アイデムでの広告作成の仕事を良い仕事だなと感じ、転職を決意した。「3年弱勤めた整備士という仕事に、後ろ髪を引かれる思いも確かにありました。しかし、好きなことをやっているだけということに、物足りなさも感じていました。誰かの役に立つ仕事を、と考えたときに求人事業というのはいい仕事だなと思いました。」

入社後は、広告の内容制作やデザイン制作といった業務を行っていく中で、徐々に技術を習得していった。次第にリーダーとして制作部の管理も任されるようになり、『作り手』から、チームメンバーの管理を行う『まとめ役』としての仕事が多くなっていった。現在の小町さんも、Webプロデューサーとして『まとめ役』の仕事に多く携わっている。 Webプロデューサーの仕事は、私たちの生活からは一見遠く感じるかもしれない。だが、私たちの身近で意外なところに彼の仕事はある。例えば、インターネットの掲示板やブログ。私たちがそれらを不自由なく使えているのも、Webプロデューサーのおかげだ。

整備士からの転職も経験し、同じアイデムの中でも『作り手』から『まとめ役』まで様々な職務を経験してきた小町さん。これまでの経験を経て、どんな仕事でも大切なことは『お客様の役に立つ仕事をする』ことだと彼は語る。「仕事をする際に、常にお客様がどんなことを求めているか、その要件の中で何が大事なことなのかを見極めることを意識していました。例えば、荷物を運ぶための車を用意してほしいという依頼に対して、スポーツカーを持ち込んだりしてしまうのはお客様の要望の本質を理解できているとは言えないですよね。」小町さんの仕事は、一般の人の目に触れることは少ないかもしれない。だが、私たちが日々利用しているインターネットを裏で支えているWebプロデューサーは、確かに『お客様の役に立つ仕事』だ。彼はそこにやりがいを感じているのだろう。

REPORT-03

変化があるから今がある

様々な仕事を経験してきた小町さん。これから働く大学生には仕事に対しどのようなイメージを持ってほしいのか。「職種をイメージしてWebデザイナー、Webプロデューサーになりたいと思うことも大事ですが、その際にどういう事業として仕事をおこなっていくのか。事業としてのイメージを持っている人に参画してほしいです。」

担当している業務・事業を通してお客様の役に立ち続けていくことが仕事をしていくうえで大事だという。では、役立ち続けるにはどうしたらよいのだろうか。「さまざまな方法がある中でも既存のもの、用意されているものを提供するだけではあまり役立てない。求められるものの変化が激しい中、お客様のことを考え、何が必要か、それにあわせて変われる人材になることが一番重要だと思いますね。どんどん変われない世代になってきてますけども(笑)」仕事のイメージを持つこと以外に、実際はどのようなことを考えながら仕事をしているのだろうか。「システム開発では、技術の勉強をすることはもちろん大事です。しかし、技術的なことはどんどん変わってきています。これからは学習力、情報収集力が必要になってくると感じています。そして、技術的なバックグラウンド以上に『物事を具体的に考える』ということが大事になってきます。具体的に考えることが得意な人、そうでない人。それに慣れている人、慣れていない人。普段我々人間は何となく生きていけています。例えば自動改札。何気なく通っていますよね。でもよく考えると、まずバッグからカードを取り出して、反応させるところにしばらくあてて、反応が青であればそのまま通る、といった動きになる。その場面において、カードを取り出す手はどちらか、改札機から何歩手前から用意をするのか、といった細かくて具体的なところを考えることが仕組み作りでは大事になってきます。」このように視点を変え、具体的に考えることで、私たちもWebプロデューサーの考え方に近づくことができる。

何をしたらよいのか悩んでいる中で出会った仕事。自分と仕事の価値観が合うからこそ今も続けられるのであろう。だが、この考え方は大学生のころから持っていたわけではない。自分に必要な力とは何か、すべてはできなくとも今何ができるのか。考え行動することをやめなかったからこそ、小町さんは仕事に対しての喜びを見つけることができたのだ。もともとは全く違った畑にいた小町さん。人の役に立つために彼はこれからもWebプロデューサーという新たな畑を耕し続けていく。

  • 編集後記

EDITOR'S NOTE

チーム集合写真 小町さんの仕事への取り組み方が非常に印象的だった。働くことを想像したうえで、好きな仕事をすることだけが目的ではなく、仕事を通して得られる充足感、やりがいを念頭に置くことの大切さを考えさせられた。今までは社会人になったとき、どんな職についてどんな仕事をしたいのかという部分にのみ焦点を合わせて未来を展望していた為、『その仕事を通して何がしたいのか』というイメージが欠けてしまっていた。好きなことを仕事にできることだけに満足をするのではなく、その仕事を通して何をしたいのか。仕事そのものだけではなく、仕事をこなしていくうえでの意義について真剣に考える必要があると感じた。 今回のインターンシップにおいて、取材という形を通して広告業に触れたことで、伝えたいことを伝わるようにすることの難しさや、チーム全体で短時間に一つのことをやり遂げる大変さと達成感、楽しさについても体感することができた。また、実際に働いている人からの生の声を聴くことによって、より将来について明るく考えることができるきっかけともなった五日間だった。 この取材記事で、私たちの意図が読者へ無事に伝わっていることを切に願う。

AIDEM×internship

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