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Case 01人気温泉施設の採用を
支援せよ!

K.O/2020年入社

Interview

Section 01足しげく通うことで面談のチャンスを得る。

地域で有名な温泉施設を運営するN社様はアイデムでの掲載が長らくなく、いわゆる休眠顧客と呼ばれる状態で、なかなか接点を取れずにいました…。とはいえ、あきらめないのが私の信条。提案用の仮原稿を制作してお渡しすることを繰り返していると、あるときに先方の担当者に面談する機会をいただけました!

お話を伺うと、どうも同業他社の求人媒体を利用して清掃スタッフの求人を出していたけれども効果が悪いとのこと。原因として、「朝6時から勤務」「清掃するため館内を動き回る」といったポイントが敬遠されているのではないかと先方が述べられていたので、その問題を解決するアプローチを提案することにしました。

Section 02マイナスをプラスにする要素を見つけ出す。

お客様の課題を解決するため、まず調べたのは周辺の求人との時給の差です。たとえ勤務条件がきびしい場合でも、高時給を打ち出すことで応募が増えることがあります。調べた結果、周りと比べて突出して時給が高いということはなかったので、今回のケースでは別の手を考えないといけませんでした。

次に着目したのは、勤務時間の短さ。朝6時から働くというと大変そうに聞こえますが、1日の労働時間は3時間半と短時間なので、体への負担はそれほどありません。「朝6時から勤務」というマイナスイメージを、「朝は早いけど午前中に仕事が終わる」というプラスのイメージに変えられることに気づきました。

そうした働き方を志向するターゲットとして、お子様がひとり立ちした世代の方やシニア世代の方など、給与よりも生活の張り合いを求めることが多い層に設定して原稿をつくってみようと考え、先方に確認すると、実際に募集職種で働いている方たちも50代~60代だったのです!原稿の方向性が見えたので、この段階からは内容をつめていくことに集中しました。

K.O

Section 03解決への糸口は現場にあり。

求人広告は、時給や勤務時間などを記載した条件項目と、データでは伝えられない魅力をアピールする文章・写真項目の2つで成り立っています。

文章・写真の項目で何を伝えるかのヒントは現場にあるので、今回のケースでは実際に働いている方に取材しました。そうすると、「体を動かせるから、健康のために働いているんです」というお話が出てきたので、「清掃するため館内を動き回る」というマイナスイメージを打ち消せると手応えを感じましたね。

「短時間でサクッと働ける」こと、そして「働くことで適度な運動も兼ねられる」ことを魅力として求人広告内でアピールしようと決めました。伝えたいことが決まれば、あとは最適な自社媒体を選定するだけです。

K.O

Section 04媒体の強みを組み合わせて効果を高める。

今回のケースでは、新聞折込の紙媒体“しごと情報アイデム”とWEB媒体“イーアイデム”の組み合わせで提案することにしました。紙媒体はエリアを限定して出せるため地元の求職者が集まりやすいメリットがあり、シニア世代の方の募集にも強いです。一方でWEB媒体は幅広い地域や世代に訴求できるメリットがあるため、組み合わせることでより応募効果を期待できます。

また、WEB媒体は情報を多く掲載できる点も優れたポイントです。その特性を活かして、中高年・シニア世代の方がすでに活躍していることや早朝の短時間勤務であることをアピールし、さらに「健康のために働いている」というスタッフの声を載せました。

逆に紙媒体は、スペースが限られるため必要な内容以外を鉛筆のように削り込まないといけません。今回提案する原稿のサイズは、縦88ミリ×横92ミリ。この範囲の中にどのような情報を入れるべきか悩みました…

Section 05当事者目線で課題を解決へ。

悩んだ末に出した結論は、勤務条件の文字を大きくすることでした。一般的に、紙面の求人広告は条件面を掲載するデータスペースと、写真やイラストと文章を載せるデザインスペースに分けることが多いのですが、今回のターゲットはシニア世代。文字が見えづらくなった方にも早朝の短時間勤務であることをしっかりとお伝えするために、あえてデザインスペースをなくして条件面の文字サイズを最大限大きくして目立つようにしました。

先方に提案すると快諾いただき、無事に出稿となりましたが、ここからが本番です。ドキドキしながら結果を待っていると、「いままでの中で一番効果があったよ」とうれしい報告が!WEB媒体・紙面媒体ともに同数の応募があり、3名の採用が決まったとお聞きしてホッと胸を撫でおろしました。

以来、求人が発生するたび声をかけていただけるようになり、採用のプロとして信頼を積み重ねています。大変なことも多いですが、こういう瞬間があるから続けていたいなと思いますね。

K.O

Section 06大切なのは広告を届けたい「だれか」を
思い浮かべること。

今回のケース以外にも、ある取引先様から百貨店の施設・設備管理者の募集について相談を受けたことがあります。

設備管理の資格に加え、電気工事士の資格も必要になる採用難易度の高い職種だったので、いつも以上にターゲットを掘り下げるため、ペルソナを設定することにしました。

ペルソナとは採用したい架空のモデル像のプロフィールをつくり、訴求ポイントを探る手法です。先方と話し合い、自営でがんばっている50代の電気工事士が、キャリアの最後に安定した職場を探しているという設定に決め、会社の規模感や安定性、電気工事士の資格があれば設備管理業務が未経験であっても年齢不問で応募できる点をアピールした原稿を作成。長丁場の募集を想定して、長期間掲載に向いているWEB媒体“Jobギアキャリア”を提案しました。

応募数では苦戦を強いられながらも、見事ペルソナ通りの人材を採用することができたのは良い思い出です。

これからも「だれに広告を届けるか」を考えながら、お客様の採用活動を支援していきます。

K.O

この事例を担当した社員

K.O
氏名:
K.O
入社年:
2020年入社
経歴:
大学を卒業後、2020年に新卒入社。新人研修を終えて、姫路営業所に配属される。
以来、同営業所の採用プレゼンターとして、地域の採用活動に貢献し続けている。
就活生へひとこと:
採用プレゼンターは、好奇心が大切だと思います。どの地域にもさまざまな企業が存在し、本当に多くの方と出会う仕事なので、そこに興味がある方ならば毎日が学びの連続です。予期していない壁にぶつかることもしばしばですが、先輩や上司にも相談しやすいため心配いりません。それに、採用が決まったときにお客様に喜んでいただけたり、相談に乗ってほしいと頼りにされたりするようになると、仕事をしてよかったと心から思えます。ぜひ、一緒に地域の採用課題を解決しませんか?

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