グランプリ
- 「さあ、めしあがれ」
- 宮川 茉奈美(岐阜県)
岐阜県立岐阜総合学園高等学校 2年
- 撮影したお店は、お客さんに喜んでもらうことを考え、安くてボリュームがあり、フルーツを使った特性シロップがかけられているカキ氷を提供しています。お客さんに、そのかき氷を見せる表情はとても楽しそうで、まさに私の思う「はたらくすがた」でした。またいつか、おじさんから元気をもらいに、このお店に行きたいと思います。
準グランプリ
- 「小さな島から全国へ」
- 上田 優喜美(大阪府)
大阪市立工芸高等学校 2年
- たまねぎをネットに詰める作業をしているところを撮らせていただきました。私は普段たまねぎは、ネット詰めされたものしか見たことがなくて、こんなに山積みにされたたまねぎは初めて見ました。 ネット詰めの作業を私も手伝わせていただいて、とてもあたたかい優しい方達でした。私達が普段食べているたまねぎはこのお母さん達の手から送り出されているんだなと思いました。
優秀賞
- 「アートにかける眼差し」
- 小笠原 千晴(愛知県)
愛知県立小牧南高等学校 2年
- にぎやかな雰囲気の中で多くの観客が見つめる先、そこはまるで別世界でした。夕日に映えた美しい氷細工に、彫刻家の巧みな技術、そして真剣な眼差し。ファインダー越しながらも、感動を覚えました。それと同時に、この氷彫刻家のさんのアートにかける熱い想いが伝わってきて、「職人」という存在に触れられた気がします。
優秀賞
- 「まだまだ現役」
- 児玉 佑菜(福井県)
福井県立丹生高等学校 3年
- お盆とお正月に母の実家を訪れると、いつも祖父が庭で仕事をしています。祖父は今年で73歳になりますが、発電機の部品を加工する仕事をしています。薬品を使うため家の中で作業はできず、暑いときも寒いときも必ず庭で仕事をしています。この作品は、そんな風にがんばっている姿を写真に収めました。
佳作
- 「獲れたぞ」
- 石川 季莉子(愛媛県)
松山城南高等学校 2年
- 魚見さんは、真夜中の2時頃には出漁して一日中海の上で働いています。この写真は、午後3時から始まる魚市に向けて水揚げをしているところです。優しい表情だけど海の男らしい力強さを感じました。「獲れたぞ」とこっちを向いてくれた時のうれしそうな表情をみて私もうれしくなりました。きっとこの仕事が好きで誇りをもっているのだろうと感じました。
佳作
- 「魚うまっ!」
- 伊藤 聡美(愛知県)
愛知県立岡崎西高等学校2年
- 「はたらくすがた」を撮ろう、ということで、私は父や母を思い付きましたが、やはり私の憧れの職業である「水族館の飼育員」の仕事を間近で撮りたいと思いました。水族館の飼育員の仕事は、私の小学生からの夢です。そんな憧れの仕事は、撮っていて、すごく楽しかったです。ベルーガの餌やりは、めったに見られないのでこれを機会に見られて良かったです。写真を撮っていて、飼育員の方々が愛情を込めて飼育していることがよく分かりました。ベルーガの表情が上手く撮れて良かったです。
佳作
- 「medical treatment」
- 岡村 由海(広島県)
広島女学院中学高等学校 2年
- この写真の患者は母で、医者は叔父です。そのおかげで手術を間近で見るという貴重な体験ができました。手術が始まるとさっきまでニコニコしていた叔父も看護師さんたちも真剣な顔になり、ピーンと張ったような空気に圧倒されました。切ったり、縫ったりと人の中身を治療する、そして何より医者と看護師の連携がすごいと感じました。
佳作
- 「幸福へのお手伝い」
- 江畑 美幸(神奈川県)
向上高等学校 2年
- この写真は、部活の撮影会で鎌倉に行ったときに撮影した写真です。結婚式をしていたのですが、新婦さんのお手伝いをしている方がとても生き生きと楽しそうに笑顔で仕事をなさっている姿を見て、私も将来この方のように生き生きと楽しく笑顔で仕事をしたいと思い撮影しました。
佳作
- 「私のジャムおじさん!」
- 喜屋武 朱音(沖縄県)
沖縄県立宜野湾高等学校 1年
- 私が普段気軽に食べているパン。そのパン1つを作るのに、時間やお金がたくさんかかっている。そのパンを私は普通に食べていて「美味しいな」と思っても、深く考えたことはなかった。だったらおじさんは、いつもどんなことを考えて作っているんだろう?そう思った時に自然にシャッターを切っていた。
佳作
- 「私のために」
- 小野 陽子(静岡県)
日本大学三島高等学校 2年
- 私の祖母は海外で暮らしており、この夏初めて日本に来ました。簡単には会えない人だからこそ色々な姿を撮ろうと思いました。撮影の時も祖母は集中していたのでありのままの姿を撮影できました。 ぜひまた日本に来て色々な物をその器用な手で作ってほしいなと思いました。改めていつまでも元気でいて欲しいなと思いました。
佳作
- 「安全を守る」
- 嶋田 雄介(大阪府)
大阪星光学院高等学校 2年
- 客車と機関車の付け替え作業を行う保線員の方々の真剣な姿を収めようと思い、この写真を撮影しました。
ちょうど駅のホーム端がカーブしていたので、真正面から撮影することが出来ました。
ディーゼル機関車の気迫と保線員の方々の乗客の安全を第一に考える熱意があいまって、迫力のある写真になったと思います。
佳作
- 「おじいちゃんの草むしり」
- 陣内 杏月(徳島県)
徳島県立城ノ内高等学校 2年
- 猛暑の中、祖母の家の隣で暑そうに草刈りをしているおじさんがいたので、冷たいお茶の差し入れとともに撮らせてもらいました。
やさしい笑顔で暑さもふっ飛びました。
佳作
- 「ぼくの祖父母」
- 多木 智哉(香川県)
香川県立坂出高等学校 1年
- これはぼくの祖父母の写真です。ちょうど稲刈りをしていたので撮らせてもらいました。二人はいつも笑顔で多くの作物を作っています。ぼくは二人が育てたお米や野菜を食べるのがとても好きです。毎日たくさんの元気をもらっています。二人が作業をしている写真も多くあったのですが、これからも二人が元気に過ごしてほしいと思い、この写真を選びました。
佳作
- 「父のはたらく姿」
- 野田 大晴(香川県)
香川県立坂出高等学校 1年
- 父はお菓子店の二代目店主です。なにげなく見ていた父をもっとよく見てみたくて撮影することにしました。私たちの住む地元には、男の子の健やかな成長を祈ってだんごで作った馬を飾る風習(八朔だんご馬)があり、菓子店に注文があります。お客様のために、黙々とひとつひとつ丁寧に作業をすすめる父はいつもの面白い父とは違ってとてもかっこいいと思いました。僕も父のようになりたいと思います。
団体奨励賞
- 香川県立坂出高等学校(香川県)
- 情報科 豊嶋 弘文 先生
- 団体奨励賞に選んでいただき、ありがとうございます。このコンテストは2011年から教科「社会と情報」受講者を対象に、 夏休みの課題として取り組ませています。写真や調べた内容は、2学期のプレゼンテーション実習の中で各自が作品に仕上げ発表をしています。 「よい写真よい発表は、何を伝えたいかがはっきりとしていて、撮影者の想いがあふれているものだよ。」と授業で言っていますので、写真だけでなく短い文章で自分の想いや考えをまとめなければならない本コンテストはたいへんありがたく、このような場を提供いただいていることに感謝しています。