「蹄鉄師と競走馬」
「色水遊び」
「命がけの仕事」
「九十六歳の職人」
「調理場のお父さん」
「夜空に花を咲かせましょう」
「開発中のお父さん」
「トマトの収穫」
「いらっしゃい!!」
「おいしいですか?」
「みんながおいしく食べられるよう1つひとつていねいに」
「養蜂家」
「いつもありがとうございます」
「カッコイイ父」

アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」2014年中学生の部受賞作品

グランプリ

「蹄鉄師と競走馬」

  • 「蹄鉄師と競走馬」
  • 加川 光(京都府)
    城陽市立南城陽中学校1年
  • 働く人の写真を撮るために厩舎に連れて行ってもらい、初めて蹄鉄師という仕事を知りました。馬の足を守る裏方の仕事と説明されましたが、重要な仕事で、馬をあやしながら蹄鉄を交換していました。他にも厩舎には、競走馬の世話をする仕事の人が多くいて、この写真を撮ることでチームプレイでの仕事の大切さを知りました。

準グランプリ

「色水遊び」

  • 「色水遊び」
  • 前埜 莉彩(新潟県)
    長岡市立大島中学校 2年
  • 私の母は保育士をしているので、保育士の仕事に興味があり、子供たちが遊んでいる様子や、保育士さんが子供たちと接している姿を、ぜひ見てみたかったので撮影しました。子供たちが興味津々で、目を輝かせながら色水遊びを楽しんでいる姿や、保育士さんが子供達と楽しそうに遊んでいる姿を見て、私も楽しみながら撮ることができました。

優秀賞

「命がけの仕事」

  • 「命がけの仕事」
  • 小間 稜人(群馬県)
    富岡市立南中学校 1年
  • この写真は、僕の父を含む群馬県防災航空隊のみなさんが行った、訓練の様子です。 この訓練は、地上にいる要救助者を、ホイストと呼ばれる機械を使って引き上げるといった、遭難救助を想定した訓練です。常に命がけで仕事をしている隊員の方々がいるという事を多くの人に知ってもらおうと思い、この写真を応募しました。

優秀賞

「ビールいかがですか?」

  • 「九十六歳の職人」
  • 髙松 莉子(東京都)
    筑波大学附属中学校 2年
  • 塩澤カネさんはかざり職人です。「かざり」とは「飾」ではなく「錺」と書き、お神輿や神社仏閣を彩る金属の部分のことをさします。 平らな金属の板に鏨(たがね)という道具を何種類も使い分けて一つ一つ手作業で模様を打ち付けていきます。その模様はとても複雑で、このように細やかな作品を九十六歳にもなるご高齢の方が今なお現役で作っていらっしゃると聞き、工房に伺いその作業を拝見しました。下書きも何もない金属の板に、カネさんの小さな手からトントンと美しい模様が刻まれていきます。迷いのない手捌きと真剣な眼差しに熟練の技を感じ、思わず見入ってしまいました。これからもますますお元気で素晴らしい作品を作って行って欲しいと思いました。

佳作

「調理場のお父さん」

  • 「調理場のお父さん」
  • 石田 一輝(宮崎県)
    新富町立富田中学校 2年
  • 父は職場の調理室で、その職場の人達のために料理を作っています。父は職場では事務の仕事も兼務しており、疲れて帰ってくることがよくあります。しかしながら、自分の持ち場につくと、この写真のように大きな釜を相手に一生懸命に調理する姿に、「自分もみんなの為にしっかり頑張ろう!」と強く思いました。

佳作

「夜空に花を咲かせましょう」

  • 「夜空に花を咲かせましょう」
  • 小山田 響(宮崎県)
    新富町立富田中学校 2年
  • 僕の父は自動車関係の仕事を本職にしていますが、夏になると花火師として、毎年、花火大会で夜空いっぱいに花を咲かせてくれます。その花火を見ている観客達が「ワァー!きれい!!」と言っているのを聞くと僕まで嬉しくなります。父にはこれからも安全に気をつけてもらい、僕ら家族や多くの人達を喜ばせて欲しいです。

佳作

「開発中のお父さん」

  • 「開発中のお父さん」
  • 黒田 潤(宮崎県)
    新富町立富田中学校 2年
  • 私の父は自動車会社で開発の仕事をしています。夏休みを機会に父が仕事をしているところを訪ねました。いつもは冗談ばかり言って頼りなさそうな父が、仕事場では、複雑な機器の立ち並ぶ中で難しそうな仕事を頑張っているんだ! と驚きました。これからも体に気をつけて、いつも明るい父でいて欲しいと思います。

佳作

「トマトの収穫」

  • 「トマトの収穫」
  • 菅原 友枝(宮城県)
    栗原市立金成中学校 1年
  • 私のおじいちゃんは、畑でいろんな野菜を育てていて、とれたての野菜を近くの産直に毎日出しています。大きく育った野菜に傷が付いていないか確認しながら収穫するのは大変ですが、お客さんに喜んでもらえるのを楽しみにしながら働いているそうです。この写真は、私の大好きなトマトを収穫しているところです。

佳作

「いらっしゃい!!」

  • 「いらっしゃい!!」
  • 清野 萌佳(宮城県)
    仙台青陵中等教育学校 2年
  • この写真は仙台朝市で八百屋のおばちゃんが接客をしているところです。当日、撮影前に雨が降り出してしまい、忙しいのにもかかわらず、快く撮影に協力してくださいました。まわりにいた方々も優しく接してくださり、とても感謝しています。笑顔で接客するおばちゃんを見て、また元気をもらいたいです。

佳作

「おいしいですか?」

  • 「おいしいですか?」
  • 二宮 仁(福島県)
    下郷町立下郷中学校 3年
  • これは、老人ホームで看護師として働いている母を撮影したものです。実は、老人ホームの看護師と病院の看護師では仕事内容が違うそうです。老人ホームは生活の場であり、食事や入浴、排泄の世話などが主な仕事です。その中でも入所者の方々は、食事の時間を一番の楽しみにしている人が多いと聞きましたので、私はこの場面を撮影しました。

佳作

「みんながおいしく食べられるよう1つひとつていねいに」

  • 「みんながおいしく食べられるよう
    1つひとつていねいに」
  • 橋部 綾野(長野県)
    佐久長聖中学校 2年
  • 私がこの写真を撮影した理由は、私達がお店で簡単に買える食品は、やはり誰かが苦労して作っている、という事を伝えたかったからです。皆がおいしく食べられるよう、一つひとつ丁寧にジャガイモを収穫している祖父を見て、私は感謝の気持ちでいっぱいでした。祖父が気持ちをこめて楽しそうに収穫しているところを見て、これこそ働く姿だと思いました。

佳作

「養蜂家」

  • 「養蜂家」
  • 細谷 みさき(群馬県)
    富岡市立南中学校 3年
  • 小さい頃から見ている祖父の仕事は、もっとも親しみが強く、身近な働く姿でした。だから、祖父の仕事の写真を撮りたいと思いました。写真を撮る時に、一つひとつの作業を丁寧にしていることが印象的でした。丁寧に作業をしているからこそ、美味しい蜂蜜がとれるんだと思います。そんな祖父の姿を見て、私はなぜだか、かっこいいと感じました。

佳作

「いつもありがとうございます」

  • 「いつもありがとうございます」
  • 余郷 奈南(愛知県)
    春日井市立高森台中学校 3年
  • 私がこの作品を撮影した理由は、いつもお世話になっている塾の先生の熱い思いを写真におさめてみたいと思ったからです。実際に撮影したら、いつもと違う笑顔や熱心に教えて下さる姿など、たくさんの新しい発見ができてすごく良かったし、日頃いろいろな事を教えて下さる感謝を改めて伝えたいと思いました。

佳作

「カッコイイ父」

  • 「カッコイイ父」
  • 渡部 優太(福島県)
    下郷町立下郷中学校 2年
  • 「父を撮りたい!」と真っ先に思いました。僕の父は自営業です。幼い頃から父の働く姿を見て育ってきました。今回、父が仕事をする姿を見て、改めて「働く姿」は格好良く素敵だと思いました。いつもありがとう!お父さん!!

団体奨励賞

  • 長岡市立大島中学校(新潟県)
  • 田村 敏宏 先生
  • 夏休みの美術課題の一つとして、第7回から参加しています。集まった作品を一枚一枚見ると、どれもみな生徒たちの生活ぶりや、家族・地域の人々との関わりが鮮やかに浮かび上がっていました。一人で見るだけではもったいないと思い、応募前の2週間、すべての作品を校内に掲示しました。生徒はもちろん、学校職員、来校者のみなさんが楽しそうに鑑賞していました。作品を話題にしてあちこちで会話が弾んでいます。今では恒例の校内作品展になりました。団体奨励賞に選んでいただき、本当にありがとうございました。

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