「見守る視線」
「昭和の時計職人」
「真剣な眼差し」
「ビールいかがですか?」
「スマイルスイミング」
「本日の特製コーヒー「笑顔」」
「職人の技」
「訓練の現場を見つめる隊員たち」
「人への思いやり」
「私の祖父の仕事」
「輝くおじいちゃん」
「タバコの収穫」
「みんなが安心して生活できることを目指して」
「笑顔」

アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」2015年中学生の部入選作品

グランプリ

「見守る視線」

  • 「見守る視線」
  • 松川 大晟(沖縄県)
    宮古島市立福嶺中学校 3年
  • 写真コンテストに応募するため、学校の先生を通じて撮影の許可をいただき保育園を訪問しました。ちょうどお昼寝がおわったくらいの時間で、おやつの前に保母さんが絵本の読み聞かせをしているところです。撮った後に写真を見て気づいたのですが、周りにいる保母さん達が皆さんとても優しい目をしていらっしゃるのが印象的だったので、この題名をつけました。

準グランプリ

「昭和の時計職人」

  • 「昭和の時計職人」
  • 水元 凜華(宮崎県)
    宮崎市立加納中学校 2年
  • 私の祖父は、53年も時計に関わる仕事をしているベテランの時計職人です。私は祖父が時計を修理している姿を見たことがなかったので、この機会に写真に収めようと思いました。机には、小さな器具、部品がたくさん置いてあり、時計修理の大変さ、精密さが感じられ、相当の集中力が大事だということがそこから分かりました。時計は人の人生の時を刻んでいるものだと思います。壊れた時計に再び命を吹き込む、この仕事はとても素敵で、すばらしい仕事だと思いました。

優秀賞

「真剣な眼差し」

  • 「真剣な眼差し」
  • 渡邊美鈴(宮城県)
    仙台市立第二中学校 3年
  • これは職人さんが印鑑を彫っている写真です。普段あまり見ることのできない印鑑彫刻の仕事を、このコンテストをきっかけに見させていただきました。最近では機械化が進み、印鑑彫刻すらも機械で製作する仕事場が増えている中、昔ながらの伝統を守り、手作業で印鑑を彫っている姿を見て、驚くとともに感動しました。職人さんの真剣なまなざしからは、印鑑ひとつひとつに心を込めているという思いが伝わってきました。今回、「はたらくすがた」の写真撮影を通して自分の将来を見直し、考えることができました。

優秀賞

「ビールいかがですか?」

  • 「ビールいかがですか?」
  • 藤江 ゆうな(宮崎県)
    新富町立富田中学校 3年
  • 毎年、野球の試合を見に行くと試合中ずっと売り子さんが階段を往復しています。何度も何度も階段を上り下りするのは本当に大変な仕事だと思います。そして今年、写真を撮らせていただきました。長い球場の階段を大きな声で呼びかけながら、笑顔で対応している姿がとても素敵でした。これからも素敵な笑顔で仕事を頑張ってもらいたいです。

佳作

「スマイルスイミング」

  • 「スマイルスイミング」
  • 小田 ひより(宮崎県)
    新富町立富田中学校 1年
  • 弟が習っているスイミングスクールに行ったのがきっかけでした。ガラス張りの観客席に聞こえるくらいの大きな声で指導しているのが印象的でした。指導は厳しいけれどうまく泳げた時には笑顔で声をかけていました。その笑顔が子どもたちの「頑張ろう」というやる気につながるのではないかと思います。私も、笑顔で人を元気にするような仕事につきたいです。

佳作

「本日の特製コーヒー「笑顔」」

  • 「本日の特製コーヒー「笑顔」」
  • 鳥飼 英仁(神奈川県)
    横浜市立荏田南中学校 2年
  • 行きつけのスーパーのフードコート内にあるコーヒー屋さん。そこを訪れる度にコーヒーのいい香りに包まれる。働く姿と聞き咄嗟に思い浮かんだのがこのバリスタさんのお仕事であった。最初にコーヒーを蒸らすことが重要であると、真剣な面持ちで説明をしてくれた。皆を虜にしてしまうコーヒーの香り。知らぬ間に自分までもが笑顔になってしまう。

佳作

「職人の技」

  • 「職人の技」
  • 西脇 柊菜(新潟県)
    長岡市立大島中学校 1年
  • この写真には私のお父さんが写っています。私の父は籐家具というものを作っていて、この写真は籐家具の材料を火であぶり、手で曲げている様子です。籐家具は籐という木の皮でいすなどを作っています。とても木が柔らかいので手でしっかりと曲げられます。私は、この仕事をしている父をほこりに思っています。

佳作

「訓練の現場を見つめる隊員たち」

  • 「訓練の現場を見つめる隊員たち」
  • 福永 実花(東京都)
    渋谷区立渋谷本町学園中学校 2年
  • ハイパーレスキュー隊の見学に行きました。大変暑い日でしたが、隊員の方々は、消防車の点検や様々な道具の点検を、時間をかけて丁寧に行っていました。この写真は、毒が漏れた場所で人命救助をする訓練で、遠くから状況を確認しながら作戦を話し合っている様子です。全身を覆う特殊な防護服を着て、汗びっしょりになりながら訓練する真剣な姿が、とても印象的でした。

佳作

「人への思いやり」

  • 「人への思いやり」
  • 岡本 麻希(大阪府)
    大阪信愛女学院中学校 3年
  • 現代社会において、人と人との「つながり」が薄まっている世の中で、親切や愛情を体感できる一枚になっていると思います。写真に写っているお年寄りの方は一生懸命力強く、「生」というものに向かっておられる事へのサポートが、本来の人間のあるべき姿として、自立できるためのお手伝いをさせて頂いている貴重な絵であると感じます。

佳作

「私の祖父の仕事」

  • 「私の祖父の仕事」
  • 江口 凜(長崎県)
    大村市立玖島中学校 2年
  • 「働く姿」と聞いて、真っ先に浮かんだのは、漁師をしている祖父の姿でした。何故かというと、幼い頃から祖父の仕事場によくついて行って、働く祖父を見ていたからです。いつも優しい祖父ですが、仕事をする時には雰囲気が違い、真剣な表情や力強い様子を見て、かっこいいと思いました。

佳作

「輝くおじいちゃん」

  • 「輝くおじいちゃん」
  • 平田 彩名(鹿児島県)
    奄美市立名瀬中学校 1年
  • 私がこの写真を撮影した理由は、おじいちゃんの畑仕事をしている姿が好きだからです。72歳になるおじいちゃんは定年退職をしてから畑仕事を始め、毎日畑へ行っています。私は今12歳なので、話を聞いた時は驚きました。私は小さい頃、よく畑に行っていたなぁと思い出します。そこには大好きなおじいちゃんが笑顔でいるからです。これからもおじいちゃんには楽しく畑仕事をしてほしいと思います。

佳作

「タバコの収穫」

  • 「タバコの収穫」
  • 水野 巧雅(福島県)
    郡山市立緑ヶ丘中学校 1年
  • 祖父はタバコの農家です。タバコは夏になるととても大きく育って祖父の身長よりも背が高くなります。タバコの葉は本当はとてもきれいな緑色で乾燥して茶色になります。 緑の葉の収穫はとても重くてやせている祖父には重労働です。ぼくも大きくなったら力仕事を手伝えるようになりたいと思いました。

佳作

「みんなが安心して生活できることを目指して」

  • 「みんなが安心して
    生活できることを目指して」
  • 山田 龍之介(長崎県)
    大村市立玖島中学校 3年
  • この写真は、電柱の上で配線工事をしている風景です。父の仕事の関係もあり、そこで行われている仕事に目を向けました。作業は危険なため、時には命綱をつけたり、声を出し合ったりして、安全に気を配りながら仕事を進めていらっしゃいました。私たちの生活を支えてくださる仕事に感謝したいです。

佳作

「笑顔」

  • 「笑顔」
  • 吉村勇輝(宮城県)
    仙台市立第二中学校 3年
  • この写真は、はんざわサイクルショップでの店長さんが、バイクのタイヤ交換をやり終えたときに撮らせていただきました。店長さんがタイヤを交換している時にバイクについて説明してくださり、仕事に対するやりがいや熱意を学びました。また、このような職業に自分も就きたいと思いました。店長さんの仕事に対するすべてが、この写真に詰まっています。

団体奨励賞

  • 城陽市立南城陽中学校(京都府)
  • 今橋 晃 先生
  • 美術科の夏休みの選択課題として毎年コンテストに応募しています。生徒たちは、軽い気持ちでコンテストに参加するのですが、身近な人たちの「はたらくすがた」を目の当たりにし、改めて仕事に対する興味を持てる良い機会となっています。特に、両親の「はたらくすがた」を初めて見る生徒も多数おり、家とは違う両親の姿に、感動と感謝の気持ちを深めている様子です。今後も仕事に対する興味を持てる良い機会として、コンテストの開催を願います。

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