富士フイルム特別賞
- 「桃博士」
- 大岩 優斗(和歌山県)
紀の川市立池田小学校 1年
- ぼくのおじさんのよっちゃんは、とても美味しい桃を作っています。毎日朝から晩まで畑に行って、みんなに美味しい桃を食べてもらえるよう一生懸命作っています。ぼくは毎年夏がくるのが楽しみです。美味しい桃をおなかいっぱい食べられるからです。この写真の桃もとっても美味しそうでした。ぼくはよっちゃんの桃をもっとたくさんの人に食べてもらいたいと思いました。
エプソン特別賞
- 「姉は飴細工職人に弟子入り中」
- 田中 楓(東京都)
江戸川区立清新第一中学校 2年
- 溶かした飴は九十度。姉の指先は火傷が絶えない。熱い飴を師匠が形作り、姉が超極細の筆で絵付けすると、金魚は今にも掌から逃れて泳ぎ出しそうだ。早く一人前になって、人の心を動かす作品を創ることが姉の夢。普段とは別人のような真摯な眼差し。圧倒された私は、胸が一杯で声もかけられず、シャッターを押し続けた。
高等学校文化連盟
全国写真専門部賞
- 「溶けてく世界」
- 池永 彩乃(和歌山県)
和歌山県立神島高等学校 2年
- 5月に海の近くの公園であった祭りで、りんご飴を作っているお兄さんを撮りました。「撮らせてもらってもいいですか」という前に「お姉ちゃん写真撮ってよ」と話しかけてくれたとても優しいお兄さんでした。実際に飴を絡める体験をさせてもらったけど、私と違ってお兄さんの飴を絡める姿はまさに職人でした。