「大将の神対応」
「ミツバチとの生活」
「人形作り」
「一筆入魂」
「道具と共に」
「父の仕事」
「新築を建てる大工さん」
「仕入れは5時」
「命」
「電気屋さんの仕事」
「『曲げわっぱ』作りの名人」
「FLOWER SHOP HANAHACHI」
「重機を操る元気な祖父」
「働き者のばあちゃん」

アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」2017年中学生の部入選作品

グランプリ

「大将の神対応」

  • 「大将の神対応」
  • 中嶋 未来(三重県)
    セントヨゼフ女子学園中学校2年
  • これは、寿司屋の大将がお客様と会話しているときの優しい表情です。大将は人柄がよく、大将との会話を楽しみにお客様が来ます。そんな大将がつくる料理には、大将の心がこもっていて、一段と美味しくなります。私も大将のようにみんなから愛される対応を心がけます。

準グランプリ

「ミツバチとの生活」

  • 「ミツバチとの生活」
  • 串間 彩菜(宮崎県)
    宮崎市立加納中学校3年
  • 私の祖父は、養蜂の仕事をしています。撮影をする時に、間近で私は大変怖かったのですが、祖父は素手で蜂の箱を触りました。普段から特別手袋もしていないそうです。ミツバチとの間に不思議な関係があるのでしょうか、びっくりしました。私には強く優しい祖父です。

優秀賞

「人形作り」

  • 「人形作り」
  • 永井 佑季(大阪府)
    帝塚山学院中学校高等学校3年
  • 母の人形作りは不定期だ。依頼があっても自分が作りたいと思わない人形は作れないからだそうだ。人形を作り始めると食卓が母の仕事場になる。よくしゃべる母がいきなり無口になり、黙々と粘土を人の形へと変えていく。集中している時は半日ぐらい平気で作業する。出来上がった人形は記録として写真に残っている。でも私は人形を作る母の姿も残したいと思ってこれを撮影した。

優秀賞

「一筆入魂」

  • 「一筆入魂」
  • 矢後 佑奈(神奈川県)
    北鎌倉女子学園中学校3年
  • 書家である祖父を写真に撮りました。一文字一文字の躍動感を写せるよう、頑張りました。一つの作品を作るために、何十枚、何百枚と書く真剣な姿を見ることができ、すごいな、と思いました。普段、私や家族などに見せる顔とは違う、書家としての祖父の顔が撮れました。

佳作

「道具と共に」

  • 「道具と共に」
  • 青木 咲壮(大阪府)
    大阪市立天満中学校2年
  • 僕は父がどのような仕事をしているか、まだあまりよく知らなかったので、この機会に見にいってみました。このとき、父は電気工事の道具を点検していて、とても疲れている様子でした。しかし、一つ一つの道具を丁寧に扱っていました。いつも仕事で使っている道具なので、とても大切にいつも扱っているのだなと思いました。

佳作

「父の仕事」

  • 「父の仕事」
  • 石川 隼(神奈川県)
    相模原市立麻溝台中学校1年
  • 父はお菓子を作るための機械を作っている。一つの機械を作るために、設計図をもとに、材料を削り溶接をし部品を作り、電気配線をして組み立てる。この機械が、大きな会社でお菓子を作っている。私は、このような地味な仕事が大きな会社を支えていると思ったら、とても大切な仕事なのだと思った。

佳作

「新築を建てる大工さん」

  • 「新築を建てる大工さん」
  • 大島 謙信(神奈川県)
    相模原市立麻溝台中学校1年
  • この写真は、僕の家の新築工事をしてくれている大工さんです。朝7時から夕方まで一生懸命家を建ててくれています。僕が選んだ理由は、70歳とは思えないような足場の上り下りをする姿がかっこ良くて、釘を打つ姿が印象に残ったからです。いつまでも現役で頑張って欲しいです。

佳作

「仕入れは5時」

  • 「仕入れは5時」
  • 越智 優心(神奈川県)
    相模原市立相原中学校2年
  • 父の知人の善さんは鮮魚店を営んでいます。近所の子供たちに慕われている心優しいおじさんです。毎朝早起きして近くの市場で魚をたくさん仕入れてきています。お客さんにより良い魚を食べて喜んでもらいたいそうです。今年の初めに体調を崩して入院していた善さん。「お客さんが心配しているから」と言って、退院後すぐにお店を開けて仕事を再開。これからも大好きな仕事を無理せずに続けていってほしいです。

佳作

「命」

  • 「命」
  • 小林 夕乃(神奈川県)
    北鎌倉女子学園中学校1年
  • 父の仕事は、「命を守るエンジニア」(臨床工学技士)です。写真は、心臓の手術をしている写真です。心臓の手術をしている間は、心臓を止める必要があります。その間、患者さんの命を守るために、人工心肺が必要で、その操作をしています。人の命を預かっているという緊張感を感じました。

佳作

「電気屋さんの仕事」

  • 「電気屋さんの仕事」
  • 田代 琢真(栃木県)
    栃木市立吹上中学校1年
  • 僕の祖父は、山形県で電気店を営んでいます。年に数回しか会えませんが、僕は、祖父が大好きで、特に修理室で仕事をしている姿がとても大好きです。1年ぶりに再会した祖父は、以前と変わらず、もくもくと仕事をしていました。カメラを向けた瞬間、少し照れくさそうにした顔がとても素敵で思わずシャッターを切りました。

佳作

「『曲げわっぱ』作りの名人」

  • 「『曲げわっぱ』作りの名人」
  • 橘 さくら(福島県)
    檜枝岐村立檜枝岐中学校2年
  • 私の住む檜枝岐村で65年も村の伝統工芸特産品である「曲げわっぱ」(弁当箱)を作り続けています。檜を薄く削り熱湯で柔らかくし曲げ、桜の木の皮で縫い合わせます。軽く温もりのある木目の美しい「曲げわっぱ」に仕上がります。神業の様な熟練の技に魅せられ写真を撮らせてもらいました。私も将来、何か創造する仕事に就いてみたいと思いました。

佳作

「FLOWER SHOP HANAHACHI」

  • 「FLOWER SHOP HANAHACHI」
  • 野村 優依(茨城県)
    茨城県立古河中等教育学校2年
  • 私の姉は小さな花屋を経営しています。この写真を撮った時は、ちょうどお客さんが来ていました。注文通りに花一輪一輪を組み合わせていく姉の姿は、まるで職人のようでとても驚きました。花屋の仕事は思いのほか大変なようで、なかなか売り上げが伸びないときは頭を抱えています。「この写真を通して、もっとたくさんの人が花屋に訪れるようになってほしい」そんな思いでこの一枚を撮りました。

佳作

「重機を操る元気な祖父」

  • 「重機を操る元気な祖父」
  • 宮崎市立加納中学校2年
    森 さくら(宮崎県)
  • 宮崎県は全国でも有名な杉の産地です。その杉の丸太を大切に建材に加工する仕事を祖父がしています。製材所を営んでいる祖父がリフトに乗って木材を運んでいるいつもの姿です。宮崎の夏場は大変暑く、外での長時間労働は、体力を使う大変な仕事です。そんな中、重機を動かし汗をかきながら一生懸命仕事をしていました。祖父は明るく優しく仕事熱心です。そんな祖父が私はかっこよくて好きです。これからも元気に働いてほしいと願っています。

佳作

「働き者のばあちゃん」

  • 「働き者のばあちゃん」
  • 日柳 佑理(宮崎県)
    新富町立富田中学校2年
  • 祖父が思わずさぼりたくなるのも分かるほど大変な力仕事です。大きな芋を掘り起こしたり、大きさ別に分けたりと土にまみれながら働いています。そんなにきつい仕事なのに祖母はきっちりそして一生懸命に働いている姿を見て私も見習わないといけないと思いました。

団体奨励賞

  • 大阪市立大桐中学校(大阪府)
  • 美術科 東影 美香 先生
  • この度は、このような光栄な賞をいただき大変感謝しております。
    普段見ることができない「働く家族の姿」や「働く大人」の方々に目を向け、一番輝く姿を子どもたちの目線でとらえ、感じたことを大切に、今後の子どもたちの成長につなげてほしいという想いのもと、中学3年生の夏休みの宿題として取り組んできました。子どもたちの出会った世界が写真を通して、より一層広がっていくことができるような活動を今後も行なっていきたいです。

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