富士フイルム特別賞
- 「わき水の水温チェック」
- 傳 晴人(静岡県)
裾野市立富岡第一小学校6年
- この写真は、ぼくの町でほうれん草とセロリを作っている農家の方を撮影したものです。富士山のわき水の水温チェックは、作物の成長に欠かせないものです。農家の方は寝そべって、手をつっこんで確認をしていました。ぼくは、このほうれん草がおいしい理由がわかりました。そして沢山の方にほうれん草を食べてほしいと思いました。
エプソン特別賞
- 「あそこ」
- 伊藤 涼祐(愛知県)
愛知教育大学附属名古屋中学校3年
- 豊かに実った稲穂たちとのどかな自然の中ではたらく時間を切り取った一枚。撮影時期が刈入れ前で、稲穂が黄金色に染まっているように見え、美しかった。自分が都市部で暮らしていると、この風景の中で働けることがうらやましく感じ、自然の中で働けるのはきっとすがすがしいことだろうなと思った。
高等学校文化連盟
全国写真専門部賞
- 「眼差し」
- 細江 奈央(愛知県)
東邦高等学校2年
- 私が訪ねた漆工房は、漆の匂いが漂い、凜とした空気が流れていました。優しい眼差しで私を迎え入れた職人さんは、幾重にも漆を塗り重ね、美しい器を作っていきます。その“まなざし”は先程とはまるで別人で、気迫に満ち、気づくと私は引き寄せられるように、カメラをぐっと近づけていました。そこには、伝統を守る職人の心がありました。
アイデムGood Job賞
- 「日本で働く外国人」
- 加藤 擢弥(愛知県)
愛知教育大学附属名古屋中学校1年
- 父の会社で家族向けの工場見学があり、この写真を撮りました。部品は全て機械で作られているけど、出来上がった製品の検査は手作業でしているそうです。中には外国人の方も多くいました。彼女はブラジルから日本に来て日本語を勉強しながら働いています。日本に来て困ったことは、漢字が難しくて書けない事と言ってました。異国で母国語が通じない中、一生懸命働く姿はたくましく思いました。
アイデムGood Job賞
- 「人々を守る勇者」
- 塚本 彩水(茨城県)
茨城県立江戸崎総合高等学校1年
- 私が撮影した日は関東地方に台風が近づいており、市民の安心と安全を守るため、消防署内に「対策本部」が設置されました。「対策本部」では被害予想を立てるなどの活動を行います。父がそこで部長を務めることになったので、許可をいただいて撮影しました。普段見ることのできない父の姿を見て、命を守る仕事に感動しました。
アイデムGood Job賞
- 「苅る」
- 宮﨑 美奈(和歌山県)
和歌山県立神島高等学校2年
- これは、おじさんがほうれん草を刈っているところの写真です。「雨が降ったら一気に伸びるから、早く刈らあかんねん」と忙しそうに、豪快な手つきで刈っていました。力強い手と顔を見せるためにローアングルから撮りました。ノーファインダーで撮りましたが、しっかりピントが来て良かったです。