グランプリ

- 「笑顔の絶えない花屋さん」
- 古川 由佳(東京都)
共立女子中学校3年
- 私の家の近くにある花屋さんはちょっと変わった花を売っていて、母と私が来店するといつも笑顔で迎えてくれます。花の話をしているときは本当に楽しそうで、この日も写真に写っているミニトマトに似た植物の話をしてくれました。アットホームな雰囲気の花屋さんは笑顔が絶えなくて花一本一本に注ぐ深い愛情を感じました。
準グランプリ

- 「赤ちゃんかわいい」
- 林 ゆうな(千葉県)
印西市立西の原中学校1年
- 私がこの写真をとろうとした理由は、二つあります。一つ目は私の将来の夢が保育士だからです。私は保育士の仕事を近くで見てみたかったのでとることにしました。二つ目は私のお母さんが保育園で働いているからです。お母さんはいつも仕事が終わって家に帰ってくるとその日あった出来ごとを笑顔で話してくれます。そのお母さんの姿を見て私も保育園で働きたいと思う様になりました。そして働くお母さんや先生達の姿を見てみたいと思い写真をとることにしました。保育園では先生も園児達もみんな笑顔な姿を見て「夢に向かって頑張ろう」と思いました。
優秀賞

- 「修理の名人」
- 後藤 ももこ(宮崎県)
宮崎市立加納中学校3年
- 私の祖父は、自転車の修理をしています。祖父が手や服を真っ黒にしながら、壊れた自転車を修理している姿はとてもカッコイイです。そして、壊れていた自転車がよみがえった瞬間や、修理が完成した自転車を受け取る時のお客さんが笑顔になっている姿を見ると、これぞ「修理の名人」だと思いました。そんな誇らしい祖父の姿を写真におさめてみました。
優秀賞

- 「南京町の威勢」
- 傳 晴人(静岡県)
裾野市立富岡中学校1年
- この写真は旅行で訪れた兵庫県神戸市で撮影しました。この都市には「南京町」と呼ばれる中華街があります。沢山の店がひしめき合い、人々が行き交う賑やかさの中で、ひと際大きな声を張り上げてお客さんを誘う店がありました。「いらっしゃい!おいしいよー」どんな人でも寄ってしまいそうな中国人のおじさんの大きな声と、とびきりの笑顔にひかれてシャッターを切りました。
佳作

- 「ピアノのお医者さん」
- 石川 愛理(福島県)
郡山市立緑ケ丘中学校1年
- 調律師さんの手は、人間のものではないような不思議な動きをしていました。まるで魔法を使っているみたいにわずかな音を聞きわけて、私のピアノをどんどん直していきました。調律師さんは、いつもはすごくニコニコなのに、エプロンをつけた瞬間、真剣になってかっこいいと思いました。
佳作

- 「教える達人」
- 上原 颯太(東京都)
練馬区立南が丘中学校1年
- この写真は、僕が通っている塾で数学を教えている先生です。先生はこの塾で働きはじめて、もう20年以上も経つそうです。先生の教える数学の授業はとても分かりやすく、分からないところがあったら、丁寧に優しく教えてくれます。僕はこの塾に入って半年ぐらいですが、先生の授業のおかげで、前よりも数学が得意になりました。これからも、分からないことをたくさん教えてもらいたいです。
佳作

- 「農園で・・・」
- 河村 夏希(北海道)
北海道帯広市立帯広第四中学校3年
- 私がこの写真を撮ったとき、人の笑顔のあたたかさを感じました。AIやロボットにはできない笑顔の接客は人を幸せな気持ちにさせてくれます。かき氷には、農園で無農薬で育てたブルーベリーから作ったシロップがかかっているそうです。小さな農園の挑戦がすごいなと思いました。私もこれから、いろいろなことに挑戦していきたいです。
佳作

- 「家族のために働くお父さん」
- 酒井 陽詩(福島県)
南会津町立南会津中学校2年
- 毎日、私が起きる前から暑い中一生懸命働いているお父さんの姿を写真におさめたくなり、撮りました。我が家の自慢の南郷トマトは、10月末の明け方の薄暗い中でも早起きして収穫します。私たちのために働いてくれているお父さんは私の憧れです。将来はお父さんのように、みんなのために一生懸命働きたいです。
佳作

- 「夏の収穫」
- 澤木 敦司(岐阜県)
可児市立西可児中学校1年
- これは北海道羅臼町へ旅行した時の写真です。船が漁から帰り、昆布を運ぶ様子を撮影させてもらいました。昆布の収穫は、夏の一時期しか作業できないようです。人手がいるので、この時期だけは遠くに住んでいる親戚の子たちにも手伝ってもらっているそうです。笑顔で話を聞かせてくれている間も、手を絶えず動かし、真剣に働いている様子がとても印象的でした。
佳作

- 「憧れる姿『父』」
- 塩澤 悠介(山梨県)
山梨大学教育学部附属中学校1年
- 僕のお父さんは医師の仕事をしています。僕がなぜお父さんの写真を撮ったのかというと、僕の将来の夢が医師でお父さんのカッコイイ姿を見たいと思ったからです。写真を撮ったときお父さんなのかと疑ってしまうほど、とてもカッコ良くてこんな気持ちは初めてでした。写真を撮ったおかげで自分の医師になりたいという夢が一層強くなったので、これからもお父さんを尊敬していきたいです。
佳作

- 「太陽の下で」
- 瀬尾 舞(愛知県)
愛知教育大学附属名古屋中学校3年
- 私の祖父は、毎朝6時前には畑にいます。今年の夏は早朝にもかかわらず気温が高く、蒸し暑い中で畑を耕しながら、一生懸命野菜を育てていました。水やりも重労働だったと思いますが、今年採れた「茄子」の味は格別美味しかったです。これからも、祖父が育てる野菜を楽しみにしています。
佳作

- 「Let's cooking!」
- 田中 立夏(大阪府)
帝塚山学院中学校高等学校2年
- 私は小さい頃から毎年、自分の誕生日にホテルの料理を食べに連れて行ってもらっています。これまで、あまり意識したことが無かったのですが、たった一品の料理にも沢山の人達が関わっている事に、写真を撮っていて気付きました。これからも、日々の生活の中でも出される全ての料理に感謝し、「いただきます」と「ごちそうさま」を忘れてはいけないということを伝えたくて撮った一枚です。
佳作

- 「高山生まれ、高山育ち。良いとこいっぱい観てって!!」
- 野中 育深(愛知県)
愛知教育大学附属岡崎中学校1年
- 初めての飛驒高山旅行。人力車を曳いてくれたお姉さん。「ここの飛驒牛食べてって」「店先に植えられている朝顔が綺麗でしょ」笑顔で高山の街並みを紹介してくれたお姉さん。ふと立ち止まった古い建物の前。「ここは、私が生まれた産婦人科ですよ」大粒の汗を拭い人力車を走らせる。私が感じた爽やかな風。また、お姉さんに乗せてもらいたいな。
佳作

- 「テレビ局の配信番組のディレクターさんが編集している」
- 樋口 真子(東京都)
富士見丘中学高等学校1年
- 父の仕事の関係で、ディレクターさんの「はたらくすがた」を撮影しました。デスクの上に機材がたくさんあり、興味を持ちましたが、大変な仕事だ、というのが一番の感想です。実際には、この写真の枠外にも同じように編集の作業をしている方がたくさんいらっしゃるのですが、とても静かで皆さん集中していました。この仕事は、撮影から編集まで一人でやり抜くそうなので、見ているだけでも大変さが伝わってきました。
団体奨励賞
- 大阪市立天満中学校(大阪府)
- 教諭 吉田 正成 先生
- 大阪市立天満中学校は、大阪市北区にあり、大阪の中心地である梅田、日本一長い商店街の天神橋筋商店街や天神祭の大阪天満宮などを含む校区にあります。以上のような立地にあり、個人商店を経営されている家庭や文化活動に従事している方など、毎回生徒の作品が仕上がってくるのが楽しみです。このような機会を得ることで、子どもたちが「はたらくすがた」に触れ、真剣に向き合っている様子が作品に現れていることにいつも驚かされます。
