「アイデム 人と仕事研究所」は、この度、企業1,644社と労働者1,648名を対象に“上司の関わり方と人材定着”をテーマとした調査を行い、『平成29年版 パートタイマー白書』として本日調査結果を発表しました。
調査からのポイント抜粋
<企業への調査結果>
1)パート・アルバイトが「定着している」と考えている企業は85.0%
2)パート・アルバイトに「信頼されている」と考えている企業は89.7%
パート・アルバイトとの会話頻度が高い企業ほど“信頼されている”と感じている傾向あり
3)パート・アルバイトに対しての言動や振る舞いで心がけていること、「業務における指示や判断を的確に行う」が62.8%、「誰にでも分け隔てのない対応をする」が61.4%で上位拮抗
4)パート・アルバイトを「褒めている方だ」と考えている企業が85.7%
<労働者への調査結果>
5)勤務先の経営理念の“内容に共感している”パート・アルバイトは34.0%
共感しているパート・アルバイトは、経営理念を入社時や勤務中に教育されている傾向あり
6)勤務先に愛社精神を「持っている」パート・アルバイトは49.7%
愛社精神を持っているパート・アルバイトは、現在の勤務先で長期勤続意向の割合が高い
7)勤務先でパート・アルバイトに共有されている情報、「お客様の苦情・クレーム」が最も多く57.5%
一方で「お客様の感謝・お褒めの言葉」の共有が仕事へのやりがいや職場の一体感を醸成している傾向あり
8)職場の上司に信頼感を「持っている」パート・アルバイトは65.7%
上司に信頼感を「持っている」者は、現在の勤務先で長期勤続意向の割合が高い
調査概要
【企業調査】雇用に関するアンケート調査
調査期間 :2017年6月16日~18日
調査方法 :WEBアンケート調査
有効回答者数:1,644社
調査対象 :従業員規模6名以上で、正社員とパート・アルバイトを両方雇用している企業
(回答者は、パート・アルバイトに直接指揮命令している正社員に限定)
【個人調査】働き方に関するアンケート調査
調査期間 :2017年6月13日~15日
調査方法 :WEBアンケート調査
有効回答者数:1,648名
調査対象 :直属の上司が正社員、かつ同僚の人数が2人以上の職場で、
現在パート・アルバイトとして就業している18歳から59歳までの男女
調査結果の全文はアイデム人と仕事研究所のホームページにて公開しています。