日本語教育とビジネスマナーを通じて日本での就職を目指す人材をサポート
ベトナムの理工系大学トップクラスであるハノイ工科大学(Hanoi University of Science and Technology:HUST,Vietnam)において、日本企業で就業するために必要なスキルを持ち合わせた人材を育成するため、協同教育プログラム講座を2018年8月より開設します。 同大学との協同教育プラグラム講座を開設するのは、人材サービス業界における初の取り組みです。2018年5月18日、ハノイ工科大学において講座開設の協力合意書を取り交わし、調印式を執り行いました。
2018年8月より4~5年生(注1)を対象とした日本語教育を中心とした2クラスを、3年間にわたり実施してまいります。
注1:ハノイ工科大学の4年生:日本の学士、5年生:エンジニア資格取得となります。
講座内容
2018年8月より開始。初級レベル(N5・N4)の日本語教育から始まり、2年目にはN3~N2レベルの到達を目標とします。単なる日本語の修得だけでなく、日本企業におけるビジネスマナーや日本文化の理解向上を図り、日本企業へ就業するために必要な要件を学ぶ機会とします。また、講座で一定の条件をクリアした成績優秀者に対し、無償で日本へ招致し日本企業でのインターンシップの機会を提供することにより、学生達のモチベーション向上を狙うとともに、学生・企業双方の理解促進の機会をつくってまいります。
ハノイ工科大学(Hanoi University of Science and Technology)
ハノイ工科大学はベトナム初の技術系総合大学として1956年に設立。ベトナム最高位の理工系大学として約40,000名(2018データ:37,200名)の大学生、大学院生、博士課程の学生が所属しており、世界中の400以上の大学や研究機関、教育機関と協力しています。 同大学においては、日本語のできるIT人材育成(HEDSPIプログラム)も実施されています。