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【アイデム社員にインタビュー】メディアを通して伝えたいこと/働く上で大事にしていること

働き方

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アイデムには、ジモコロ(どこの地域にもコロがっている面白い話を集めたメディア)と、りっすん(はたらく気分を転換させる、女性向けワークスタイルメディア)という、2つの一般の方向けのメディアがあります。
媒体やサービスを通じて企業様と求職者の皆様のよりよい出会いに貢献したいという思いで仕事をする中で生まれたオウンドメディア。
「求人広告のアイデム」が、このようなメディアを運営している背景や、この2つのメディアを運営しており、3児のママでもある女性社員 (東日本事業本部主任 藁品)の思いについてインタビューしました。

運営しているメディア:ジモコロ・りっすん

オウンドメディア「ジモコロ」、「りっすん」が生まれた背景

ジモコロは2015年にスタートし6年、りっすんは2016年にスタートし5年が経ちました。ジモコロは、「楽しく読める」ことを1番に意識して作っています。新聞折込の求人広告から事業をスタートさせたアイデムの「地域密着」の精神はそのままに、地元に「コロ」がっている面白い人・仕事・小ネタを丁寧に取材することで、その地域の魅力を掘り起こし若年層へアプローチすることを目的としています。

りっすんは、働く女性、あるいは働きたい、と考えている女性を応援するためのメディアです。読者層である20代後半~40代の女性は、結婚や妊娠・出産・育児、親の介護、転職などライフスタイルに大きな変化が生じるタイミングがいくつも発生します。価値観や性格まで変わりかねない大きなイベントを経て、自分の仕事や人生、家族や周囲の人とどう向き合うか、悩むことも多いと思います。
そんな中、深呼吸をするようにほっと息をついて、「明日もまた頑張ろう」と読者の背中をそっと押してあげられるようなメディアでありたいと思っています。

スポンサー企業としての目的や意図を押し付けず、読者のためのメディアを作る

ジモコロもりっすんも企画の段階からかなり細かくすり合わせをし、記事が出来上がったら私の方で校正・校閲をして公開しています。
ジモコロは日本各地、時には海外へも実際に足を運んで現地取材をしているため、担当になってからローカルネタにすごく詳しくなりました。また、私は生まれ故郷から離れた地に住み、働いていますが、自分の過去や地元を顧みて、今の自分を形作っているものに地元の環境がどう影響したのか、あるいは離れている地元にどういう恩返しができるか、といったことを考えさせられますね。

りっすんは、自分自身がメインターゲットとしている読者層と環境が近いこともあり、取り上げたいテーマやインタビューを提案することも多いです。
育児と仕事の両立に悩んだ過去を吐露する記事があれば、時短レシピを紹介する記事があり、芸能界の第一線で活躍する著名人のインタビューがあったりと、あえて記事のトーンは統一していません。様々な角度やテーマから、女性がほっと一息つけるメディアである、という軸はぶらさずに運営しています。

ジモコロもりっすんもアイデム側の担当は私1人ですが、それぞれ外部の協力会社と組織作っている編集チームの中で、アイディアを出し合い、忌憚なく意見を言い合って運営しています。スポンサー企業の担当として、「指示をする」ことがないわけではありませんが、基本は編集チームの一員として、メディア編成に携わっています。スポンサー企業としての目的や意図を押し付けず、読者のためのメディアを作るためには、そのスタンスでいることが大事だと思っています。

仕事のときは子どものことは忘れ、子育てのときは仕事のことを忘れる。
オンオフの切り替えを意識

仕事と育児がうまく両立できているか……自分ではよく分からないですね。夫や子ども達からしてみれば、在宅勤務中にちょっと声をかけただけで「今話しかけないで!」と怒られたり、20時ぐらいまで夕食にありつけないことも多々あるので、「できてない!」って言われるかも笑
でも、そもそも育児も仕事も100%うまくやる、というのは無理だと割り切っていて、「どちらも完璧にこなす」というのは自分で自分に求めないようにしています。りっすんでもよく仕事と育児の両立がうまくいかずに体調を崩したり、休職や退職を余儀なくされた記事を扱うのですが、責任の伴うタスクをいくつも抱えて全てを完璧にこなすなんてどう考えても無理です。すべてを1人で完璧にやりきろうと思わず、周囲の人や便利グッズを頼って、仕事も育児も関わる人含めて「気持ちよく」こなしていけたらいいなと思ってます!

子ども達は中3、小5、小1ですが、赤ちゃんだった頃のことは、毎日どうやって仕事・育児・家事のタスクをこなしていたのか……忙しすぎて記憶がないです笑。とにかく毎日が目まぐるしく、親がこんな感じできりきり舞いしているので、子ども達も「自分でやらなきゃご飯が食べられない!」みたいな感じで、「自主性」を身に着けていってくれたのではないかと……笑

育児と仕事を両立するために、オンとオフは意識して切り替えるようにしています。職場に来たらオン。子どものことは考えない。保育園に子どもを迎えに行ったら、オフ。今度は、仕事のことは一切考えない。なかなか難しいですが、第一子の復職後にこれを意識してやる「訓練」をしました。おかげで保育園に子どもを迎えにいくのを忘れたことも何度かありましたけど笑。

産休・育休を経て復職した直後は、お迎えもあるし、子どもの病気で急に休まなくてはいけないことも何度もあり、以前のように時間を気にせず働くということができず、悶々としたこともありました。ただ、時間に制約ができたからこそ、業務を効率的にこなしていくにはどうしたらよいかを常に意識するようになったのは良かったかなと。今では子どもたちも大きくなり、以前ほど時間を意識する必要性もなくなりましたが、短時間で最大限のパフォーマンスを発揮する、というのは今でも意識しています。
子どもたちにとって、「母親は働いているのが当たり前」という状況で育っていることもあるのか、「アイスクリーム屋さんでアルバイトをする」「スーパーでレジの仕事をしたい」等、将来的にやってみたい仕事について具体的に話をしている気がしますね…笑 もうすぐ高校生になる長女からは、初めてのアルバイトにおすすめの仕事や職場を聞かれて、取材で訪問したお店を勧めたり。働くことに対してプラスのイメージを持ってくれたらいいなと思います。

大事にしていることは、「常に読者側に立つ」こと

ジモコロもりっすんも、おかげ様でPVやUUは順調に伸びており、人気メディアとして他のメディアにて紹介していただくことも増えてきました。その際、会社としてどういうメディアにしていきたいか、というようなことを聞かれますが、作り手の側から誘導するようなことは考えていません。メディアというのは第一に読者のためのものであるべきだと思うからです。
記事公開後、リアルタイムで読者の反応や感想が分かるのはWEBメディアならではだと思います。全く想像もしていなかった方向にSNS等で議論が広がることもあり、記事の捉え方にも社会の多様性が反映されているように思いますし、勉強になりますね。

一方で、所謂「炎上」にはかなり気を使っており、数行の短いテキストの修正に何時間も悩むこともありますし、ライターと延々議論になることもあります。私たちの運営しているメディアは簡単に誰でも読めて、知識や元気などを与えことができる一方、誰かを深く傷つけてしまう可能性がある……ということは常に肝に銘じて仕事をするようにしています。
そういう意味でも「常に読者側に立つ」という視点を忘れずに、これからもそれぞれのメディアが読者に愛されるようにしっかり運営していきたいと思っています。
メディアが愛されて、結果的に「アイデムってこんな面白いメディアやっているのか」と読者からアイデムのユーザーになっていただけたら、担当としてこれ以上の喜びはないですね。

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藁品 優子 -わらしな ゆうこ-

2005年、アイデムに新卒入社。
入社後、制作専門の部署で紙媒体の原稿制作に10年以上携わる。その間、1人目・2人目の子どもを出産。3人目の出産後、フリーペーパー配送部門の部署を経て、WEBコンテンツ(ジモコロ・りっすんなど)の運営担当者になる。BtoC向けオウンドメディアの運営のほか、SNS等プロモーション関連事業まで幅広い業務に携わる。
3姉妹の母。無類の肉好き。

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