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応募したくなる魅力的な求人票の書き方

応募したくなる魅力的な求人票の書き方

採用ノウハウ

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採用活動をしている企業にとって、求人票は、企業の顔とも言える重要なアイテムです。言葉の選び方によっては武器にも足かせにもなってしまうので、求職者側の気持ちになって文言を考えることがポイントになります。そこで今回は、魅力的な求人票の内容とは、どのようなものなのかを解説していきます。

求人票に載せる内容は?

人事に携わっていれば当然扱うことの多い求人票ですが、下記の事項を明示するというルールが職業安定法によって定められています。

1.労働者が従事すべき業務の内容に関する事項

2.労働契約の期間に関する事項

3.就業の場所に関する事項

4.始業、終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間及び休日に関する事項

5.賃金の額に関する事項

6.健康保険、厚生年金、労働者災害補償保険及び雇用保険の適用に関する事

これを元に、まずは求人票に載せる情報を決めましょう。情報の性質としては2種類あり、1つ目が「数字でわかる情報」、2つ目が「言葉で訴求する情報」です。

数字でわかる情報

給与や勤務時間、社員数、休日休暇など、数字である程度イメージがつく情報です。こちらは記載のルールに則って正しい情報を伝えることが目的で、企業間で大きな差別化は難しいでしょう。特に職種などをある程度絞っている求職者にとっては、目新しさを感じられる情報ではない可能性が高いです。

言葉で訴求する情報

事業内容、仕事内容、職場の環境や求める人物像、先輩インタビューなど、会社によって千差万別です。さらに、伝え方や言葉選びによって、求職者が受け取る企業の印象が大きく変わることもあります。

社内の情報について数字を用いて公開する場合、短時間で企業の印象を残すことができる反面、細かい背景や状況を言葉で補足しないと印象が偏ってしまう可能性があります。対して、初めから言葉で訴求しようとする場合は、企業の雰囲気や企業として考えていることなど、細部の魅力を詳細まで正確に伝えることが可能です。

ただし、文章の内容や言葉選び次第でマイナスの印象にも直結してしまうので注意しましょう。

魅力的な求人票の書き方

求人票を書く際には、「企業のコンセプトを正しく伝えられているか」、「求職者が具体的に働くイメージを持つことができるような内容か」の2点に特に注意しましょう。これらを常に意識しながら求人票を作成すれば、求職者とのミスマッチは最小限に抑えられるでしょう。

コンセプトを正しく伝える言葉

求人票を書く際に重要となることのひとつに「コンセプトの一貫性」があります。企業が主張したいコンセプトに一貫性がないと、求職者へどういった企業なのかを伝えられないために企業の考え方に共感を持つ人材の獲得が難しくなるからです。そのため、キャッチコピーから、途中で差し込む写真まで、必ず一貫したコンセプトを守りましょう。違和感を感じる構成だと、求職者が混乱してしまい、マイナスの印象を与えかねません。採用計画に則りながら、自社の魅力を整然と伝えていくことを心がけましょう。

キャッチコピーを書く際には、奇をてらった表現よりも、企業イメージを堅実に伝えられるものを選ぶ方がおすすめです。個性を出すために変わった表現を使用する場合には、前述のように求人票全体のバランスを取ることを考えましょう。

また、当たり障りのない内容を列挙することは得策とは言えません。現実感のない文言の羅列は逆に信用を得にくいので、メリットを並べる際にはその裏付けとなる事実やエピソードを一緒に記載することをおすすめします。

具体的にイメージできる言葉

求職者の多くは、多数の求人票を見比べています。そのため具体性がなく自分の働いている姿が上手くイメージできないものは候補から外されてしまいます。仕事内容・勤務地・応募資格についての例を参考に、具体性を持った文言を使うことを意識してください。

仕事内容の書き方

例えば人事部の求人票を書く場合、「人事部の仕事」とだけ記載するよりも「採用」「内定者研修」など実際の仕事例をいくつか挙げておくと良いでしょう。
また「電話対応」「メール対応」なども求人票の中に頻繁に見られる文言ですが、Business to Business (BtoB)の案件が多いのか、それともBusiness to consumer(BtoC)の案件が多いのかなども明確にできると、より具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。

勤務地の書き方

求職者の中には交通の利便性などを考えて活動している人も多いので、できるだけ細かく正確な情報を記載しましょう。
職種によって異なる場合や、例えばある程度の頻度で普段の勤務地とは違う場所に行かなければならない場合なども明記しておくと親切です。

応募資格の書き方

人材に求めるスキルや資格を記載する時は「パソコンができる」「英語ができる」などの曖昧な訴求ではなく「エクセルで関数が使える」「英検2級レベル以上」など、どのようなスキルセットを求めているのか明確にしておきましょう。企業側と応募者側のミスマッチを事前に防ぐことができます。

写真の選び方

ビジュアルイメージも重要な要素の1つです。ある程度のクオリティであれば、画像の綺麗さ以上に企業の情報とマッチングしているか、自然な写真であるかが重要なポイントとなります。写真でマイナスイメージを求職者に与えてしまうことがないよう、ポイントを掴んだ写真選びをしましょう。

コンセプトから外れない写真

求人票の内容と写真に一体感がなければ、求職者はどの情報を信じたら良いのか迷ってしまいます。その迷いは違和感を生むため、応募検討の対象外の企業となってしまいかねません。そのため、企業が重要視しているコンセプトを表現できているような写真を使用することを心がけましょう。

想定される悪い例として、フリー素材を使用した社内紹介写真を多用する場合などが挙げられます。コンセプトに近いイメージの画像を素材サイトから取得して利用しても、実際の社内の雰囲気や細部までは伝えられません。可能な限り、実際に働いているメンバーの写真や普段執務を行なっているオフィスの写真を活用しましょう。既視感のあるフリー素材はそれだけで候補から外れてしまう可能性もあります。

就業時のイメージが伝わる自然な写真

社内の写真を使用したとしても、必要以上に近い社員の距離感だったり、普段しないようなポーズをしていたり、明らかに不自然な集合写真は、かえって求職者を遠ざけてしまいます。求職者の立場になって、違和感を抱かれない写真を選びましょう。例えば、社員の仲の良さがひとつの売りであるなら、社員同士が肩を組んでいたりする集合写真よりも、決起会や社員研修など、リアルなシーンを切り取ったものが良いでしょう。

欲しい人材のイメージともすり合わせながら、自然に就業時のイメージが出来るような1枚を選択すべきです。予算がある場合には、求職者向けの写真を改めて撮影することも検討しましょう。

まとめ

ここまでで述べた通り、求人票には「数字の情報」と「言葉の情報」があり、後者は表現方法によって印象が180度変わります。「数字」に関しては正確な情報であることを心掛け、「言葉」に関しては正確に真摯に伝える意識を持ちましょう。

どちらの情報も、求職者が働くイメージを持てるよう“具体性”を持たせることが重要なポイントとなります。あわせて、写真を含む訴求内容全体に一貫性があるか、自社のコンセプトを正しく伝えられているかを常に確認することを留意しましょう。

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