こんにちは。採用から定着・戦力化まで、人材に関するあらゆるご支援をしておりますアイデムのライターチームです。
月間利用者数900万人(2024年2月時点)、1,000万件以上の求人を掲載する、今話題の求人情報の一括検索サイト「求人ボックス」。利用者数・求人掲載数ともに増加傾向にあり、注目度が高まっている“アグリゲート型の求人検索サイト” です。
今回は、求人ボックスのサービス概要や特徴、採用サイトとの連携で効果的に活用するためのポイントについて、詳しく解説いたします。
▶求人ボックス運用は、アイデムへお任せください!
Index
- 求人ボックスは今話題の“アグリゲート型の求人検索サイト”
- 求人ボックスとは?
- 求人ボックスの特徴
- 求人ボックスへの掲載方法
- 求人ボックス アイデムでの運用3つのメリット
- 求人ボックスへの掲載には「Jobギア採促」の活用がおすすめ
- 採用サイト構築サービス「Jobギア採促」について
- 応募数アップのための原稿改善ポイント
- まとめ
求人ボックスは今話題の“アグリゲート型の求人検索サイト”
求人ボックスは、“アグリゲート型の求人検索サイト”です。
「aggregate(アグリゲート)」とは、「収集する」「まとめる」という意味を持ち、インターネット上で公開されている情報をかき集めて整理し、ユーザーの必要に応じて提供するという構造のサイトを指します。アグリゲート型求人検索サイトとは、求人情報に特化したGoogleのようなサービスであると言えます。
アグリゲート型求人検索サイトが注目されている背景
求職者の情報収集方法の変化
近年、GoogleやYahoo!などの総合検索エンジンで直接求人の検索をする方法が主流になっています。アグリゲート型サイトは、この検索スタイルの変化にマッチする形で台頭しました。求職者は一度に複数媒体の求人ページから理想の求人を探すことが可能になり、求職活動の効率化に繋がったことから、アグリゲート型サイトは利用者が増え続けています。
安価な金額と臨機応変な掲載の仕組み
一般的な求人広告では、掲載プラン(表示順位や画像数など)や期間によって価格が決められています。閲覧数や採用の有無に関わらず、決められた期間の掲載に対し料金が発生する仕組みです。
しかし、アグリゲート型求人サイトの場合、後述の様々な仕組みを利用し、無料で掲載をすることも可能です。さらに有料掲載時には、クリック課金制で1クリック数十円~と、求人広告に比べ安価な金額で掲載が可能です。また、掲載後の成果に応じて随時予算の変更や掲載停止ができるという点も特徴です。
閲覧数や応募・採用数の状況に合わせて変更可能な仕組みが、注目を集める理由の1つとなっています。
求人ボックスとは?
求人ボックスとは、カカクコム社が運営するアグリゲート型の求人検索サイトです。2015年よりサービスを開始してから現在に至るまで、求人数・利用者数ともに高い増加率を誇っています。
日本最大級の求人件数
求人サイトや個別企業の求人情報を収集し、国内最大級である1,000 万件以上の求人を掲載しています。全国各地の各雇用形態の求人情報を幅広く掲載し、様々な求職者のニーズに対応しています。テレビCM等のプロモーションにより、話題性や認知度が急激に高まっている注目の求人情報一括検索サイトです。
利用者の数は900万人以上
全国各地の様々なニーズを持つ求職者が求人ボックスで仕事を探しています。
2023年には、求人ボックスの月間利用者数は900万人を突破し、現在も着実に利用者数が増加しています。2022年6月にはAndroidアプリ、同年12月にはiOSアプリをリリースし、今後もさらに利用者数は増加していくと予想されます。
なぜここまで利用者数が伸びているのか
求人ボックス利用者の多くが、GoogleやYahoo!などの検索画面から流入しています。
求人ボックスを運営しているカカクコム社の強みは、「ユーザー視点のWebサービスのコンテンツ制作力」。これがGoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入を中心とした集客力の高さに繋がっています。また、テレビCMや各種プロモーションを強化していることも、利用者数増加に寄与していると言えます。
求人ボックスの特徴
求人ボックスの特徴は、大きく2つあります。
- 求人ボックス独自のロジックで表示順位を構成
- 求職者目線で使い勝手の良さを追求・検索サポート機能が充実
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
1. 求人ボックス独自のロジックで表示順位を構成
求人ボックスは、クリック単価を高く設定した求人原稿が必ずしも上位に表示されるわけではありません。
利用者の検索内容と、求人原稿の内容がマッチしているか、重要な情報がきちんと入っているか、といった独自のロジックが組まれています。
検索キーワードと求人情報のマッチ度
求人情報に含まれるキーワードがユーザーの検索意図に最適な求人かを評価
求人情報としてのクオリティ
雇用形態や給与、勤務地など、求人情報として必要な情報が漏れなく揃っているかを評価
情報の新鮮さ
古い情報が掲載されていないか、定期的に更新されているかを評価
ユーザー行動
クリック率などのユーザー行動を分析し、ユーザーにとってより効果的な求人かどうかを評価
2. 求職者目線で使い勝手の良さを追求・検索サポート機能が充実
求人ボックスは、検索エンジンとしての機能を最優先させた機能性とシンプルなデザインで、求人検索のしやすさに定評があります。
求人ボックスを運営するカカクコム社は、他にも「価格.com」や「食べログ」などのサービスを長年運営している実績があり、これまで培ったノウハウを活かし、ユーザーに合わせた使いやすい検索機能を実現しています。
「勤務地」「職種」での検索はもちろん、働き方や雇用形態で検索ができる「こだわり条件検索」や「人気の求人検索ランキング」での絞り込み機能など、ユーザー目線に沿った検索ができるのが特徴です。
求人ボックスへの掲載方法
求人ボックスへの掲載方法は2種類あります。
- サイト連携(クローリング)
- 採用ボード(直接投稿)
2つの方法について、詳しく解説いたします。
1. サイト連携(クローリング)
Web上にある求人サイトや各社の採用サイトに掲載されている求人情報が自動で収集され、求人ボックス内に掲載される仕組みです。自社の採用サイトや求人サイトを活用している場合に取り入れたい手法です。
求人ボックス独自のクローリングシステムにより、Web上の求人情報を集めて掲載する仕組みのため、登録や申請は必要ありません。また、情報の更新や削除も自動で検知し、求人ボックスのページに反映されます。
メリット
- 応募者管理は元々使用している採用管理システム内で完結
- 原稿修正も元サイトだけでOK
デメリット
- 外部サイトに遷移することになるため、応募までに一定数の離脱がある
- 求人ボックス独自のクローリングシステムによるため、Web上にある求人サイトや各社の採用サイトに掲載されていれば必ず求人ボックスにも掲載される、というわけではない
- 求人情報の更新は日に原則1回
2. 採用ボード(直接投稿)
求人ボックス内に求人情報を掲載したページを作成する方法です。求人ボックスに無料登録をしてから、「募集要項」「仕事の内容」「求めている人材」など、指定のフォーマットに沿って入力するだけで簡単に求人ページが作成できるのが特徴です。
また、必須項目の他、自由項目も追加することができ、企業独自の強みや魅力、福利厚生などを自由に発信することが可能です。
掲載中は、いつでも・何度でも掲載内容を編集することができます。
求人ボックスだけで完結できる掲載手法のため、他の求人サイトを活用していない企業や自社の採用サイトをお持ちでない企業でも取り入れることができます。
メリット
- 求人ボックス内で応募まで完結するため、クローリングに比べ応募率が高い傾向にある
- 最短3日程度で掲載スタートが可能
- 求人情報の更新は都度OK
デメリット
- 他求人サイトでの掲載も行っている場合、応募者管理を複数サイトで行う必要あり
- 他求人サイトでの掲載も行っている場合、求人情報の作成、更新を求人サイト毎に行わなければならない
応募効果を更に高めるリスティング広告
求人ボックスでは、さらに多くの応募を集めるために広告優先枠に求人を表示する検索連動型のサービス(リスティング広告)も利用が可能です。
求人ボックスのリスティング広告について詳しく見ていきましょう。
広告枠への掲載
広告枠は、求職者の目に留まりやすい場所に表示されます。有料掲載の広告枠は無料掲載よりも優先的に表示されるため、より多くの閲覧数とクリック・応募が期待できます。
無駄のないクリック課金型
広告を表示させるだけでは費用はかかりません。求人がクリックされた分だけ費用が発生する仕組みのため、無駄なコストを抑えることが可能になります。
求職意欲の高いユーザーへのアプローチが可能
求人情報に特化した検索サイトのため、求職意欲の高いユーザーからのクリックや応募が期待できます。
▶求人ボックス運用は、アイデムへお任せください!詳しい内容はこちら
求人ボックス アイデムでの運用3つのメリット
効率的な運用をご提案いたします
求人ボックスを運用する場合、利用申請・申込書確認・アカウント作成・原稿管理・応募者管理など、多くの工程を正確に・スピーディーに管理する必要があります。これを、採用ご担当者様がおひとりで他の業務と並行して行うのは至難の業。
アイデムでは、カカクコム社と連携し、広告の適切な配信予算のご提案や運用改善などのサービス提供を行っております。煩雑な管理は、アイデムに全てお任せください。
50年近く求人業界に携わった運用実績とノウハウ
- 応募が来ない
- 検索結果に露出しにくい
- 応募が集まる原稿の作り方が分からない
こんなお悩みをお抱えではありませんか。
アイデムでは、長年の求人媒体の発行で培ったノウハウをもとに、お客様が求めるターゲットを明確化し、求人ボックスのガイドラインに沿った原稿作成のアドバイスをいたします。求人メディア別の効果測定や、求人原稿の修正、応募者属性分析などを行い、採用効果が最大限出るようサポートいたします。
Indeedやスタンバイなどと併用可能
Indeedやスタンバイと併用することで幅広い世代に求人を見ていただくことができます。複数の媒体を組み合わせることも視野に入れ、コストをおさえつつ応募数を最大化させるための包括的なご提案をいたします。
▶求人ボックス運用は、アイデムへお任せください!詳しい内容はこちら
求人ボックスへの掲載には「Jobギア採促」の活用がおすすめ
自社の採用サイトを活用すれば、採用コストを抑えつつ求人ボックスを利用することが可能となります。
前段で、サイト連携(クローリング)は、無料で掲載でき、手間がそれほどかからないメリットがありますが、一方で掲載開始まで時間がかかり、他サイトに遷移するため離脱率が高い傾向にあるというデメリットも持ち合わせていることをご紹介しました。
アイデムが提供しているJobギア採促をご利用いただくと、このデメリット部分を解消でき、下記のことが可能となります。
- 求人ボックス内で応募まで完結できるため応募率が高い(通常は外部サイトに遷移)
- 最短で求人ページができた当日から掲載が可能(通常は2週間~1ヶ月)
- 求人情報の更新は1日2~4回(通常は1日1回)
採用サイト構築サービス「Jobギア採促」について
「Jobギア採促」はアイデムの求人ノウハウが詰まった採用サイト構築サービスです。
求める人材に伝わるページ制作をはじめ、求人サイト「イーアイデム」との連携掲載で露出アップも可能です。
各種検索エンジンへの効果的な掲載手法のご提案や、個人情報のセキュリティ対策、応募者の管理まで、サイト制作だけではない、適材を集めるためのWeb採用戦略を包括的にサポートさせていただきます。
選べるプラン~完全無料のお試しプランも~
「Jobギア採促」は
- オリジナルで制作する「カスタムプラン」
- デザインバリエーションから選ぶ「ミドルプラン」
- 固定テンプレートの「スタンダードプラン」
- 完全無料の「クイックプラン」
と4つのプランからお選びいただけます。
各種検索エンジンとの連携に強い
採用サイトを効果的に活かすためには、見つけてもらうための施策が鍵となります。Jobギア採促で作成した求人案件が各種検索エンジンへ掲載されるよう、アイデムはお客様にしっかりと寄り添い、掲載のポイントや工夫すべき箇所をご提案いたします。
求人広告のノウハウが詰まったコンテンツ
求人のアイデムだからこそ、お客さまが求める人物へ届くコンテンツをご提案できます。伝わる文章や写真、求職者の興味をひくような募集要項の書き方など、求人原稿作成のプロがご提案いたします。
リリース後もレポート報告でフォロー
Google Analyticsによるアクセス解析を定期的にレポートし、よりアクセスが増える施策を具体的にご提案いたします。(*クイックプランは除く)
求人サイト「イーアイデム」にカンタン掲載
「Jobギア採促」で構築した採用サイトの求人情報は、入力管理システムのボタンを押すだけで、求人サイト「イーアイデム」に掲載することができます。
「Jobギア採促」をベースにした採用メディア連携と施策例
応募数アップのための原稿改善ポイント
求人ボックスで質の高い応募を獲得するために、求人原稿作成時に工夫したい3つのポイントをご紹介いたします。
- 検索されやすいキーワードを原稿に盛り込む
- 職種名(タイトル)を具体的に表記する
- 仕事内容を具体的に表記する
それぞれの内容について、具体的に見ていきましょう。
1. 検索されやすいキーワードを原稿に盛り込む
応募を確保するためには、求人ボックス内でより多くクリックされることが重要です。求人のメリットやターゲット層、関連ワードなどを原稿に記載することで、より多くの求職者の検索にヒットします。
アイデムでは、お客様の募集内容に合わせたおすすめのキーワードをご提案しております。求人原稿の改善についてもご相談を承っておりますので、ぜひお問い合わせください。
2. 職種名(タイトル)を具体的に表記する
職種名は、求人ボックスでは「タイトル」として表示されます。具体的に明記することで、自社にマッチしない人材からのクリックを減らし、逆により自社にマッチする求職者からのクリックを獲得できるようになります。
件名は、視認性をよくするため15文字前後にすることをおすすめします。長すぎる職種名は、求人一覧画面で見切れてしまいますし、求職者に読み飛ばされてしまう可能性も高いです。
適切な文字数で具体的に業務イメージができる職種名がおすすめ
NG例 | おすすめのタイトル例 | ポイント |
---|---|---|
接客・販売スタッフ | ベビー用品店の接客販売スタッフ | どんな商品を販売するのか具体的に記載 |
ホールスタッフ | 本格中華料理店のホールスタッフ | お店の特徴を具体的に記載 |
事務職 | 人材サービス企業の営業事務 | 業界や業務を具体的に記載 |
警備スタッフ | オフィスビルの施設内警備(夜勤なし) | 施設内か屋外か、夜勤の有無を記載 |
看護師 | 介護施設の看護師(日勤のみ) | 施設の種類や夜勤の有無を記載 |
3. 仕事内容を具体的に表記する
求人原稿における仕事内容の項目は、求職者にとって一番重要な項目です。
「販売スタッフ」「営業」など職種名のみを仕事内容に入れている求人原稿も見受けられますが、職種名だけでは、求職者がその職場で働くイメージを持つことは難しいでしょう。仕事で取り扱う商材やサービスの説明、仕事を進めるための手法・手段などを具体的に記載しましょう。
求職者にとって読みやすいよう、箇条書きや改行を活用し、見やすく簡潔に記載することがポイントです。
▶参考記事:【ペルソナ設定資料有】採用活動におけるペルソナとは?~マッチする人材に届く求人原稿を作るメソッド~
まとめ
求人ボックスは、ユーザー数を伸ばしている注目度の高いサービスですので、上手に活用することができれば、自社にマッチする人材を採用できる可能性が高くなるでしょう。
しかし、効果を高めるためには、掲載開始後の運用が極めて重要です。
求める人材への訴求方法や、求人原稿の表記方法、リスティング広告の運用方法、PDCAの回し方など、検討すべきことは多岐に渡るため、運用を人事担当者のみで行うことに負担を感じる方も多いかもしれません。
アイデムでは、求人ボックスへの掲載を意識した求人原稿の作成や、求職者が応募ボタンを押したくなるような、魅力のある採用サイトの構築まで、一気通貫で承っております。お気軽にご相談くださいませ。
アイデムには、人材採用から戦力化までの一連のプロセスにおける多様なノウハウがあります。
最適な人材を採用し、定着・戦力化するまでのすべての過程でサポートさせていただきます。