こんにちは。採用から定着・戦力化まで、人材に関するあらゆるご支援をしておりますアイデムのライターチームです。
新卒採用・中途採用を問わず、多くの企業の採用活動において、動画の活用が急速に進んでいます。
今回は、採用動画を自社の採用サイトに導入するメリットや効果的な活用方法について解説いたします。
Index
- 印象の良い採用サイトとは~就活生の声より~
- 採用サイトを活用すべき企業とは?
- 採用サイトに動画を取り入れるメリット
- 採用サイトで活用したい採用動画の種類
- 採用サイト上で動画の効果を高めるための4つのポイント
- 採用動画の作成はアイデムへお任せください
- 採用サイト構築サービス「Jobギア採促」について
- まとめ
アイデムには、人材採用から定着・戦力化までの一連のプロセスにおける多様なノウハウがあります。
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印象の良い採用サイトとは~就活生の声より~
コロナ禍を経て、就職・転職活動のオンライン化は定着しつつあります。
求職者にとって、企業研究や入社への意思を固めるツールとして、企業の採用サイトが担う役割は重要性を増しています。
2021年の就活生を対象とした「どのような採用ホームページに良い印象をもつのか」というアンケートでは、8割を超える就活生が「見やすい」と回答、次いで6割以上の就活生が「情報量が多い」と回答しました。
この結果から、企業の採用サイトには、豊富な情報が掲載されていることはもちろん、必要な情報がどこに掲載されているか分かりやすいなど、視覚的な見やすさも重要であることが分かります。
逆に「印象の悪い採用ホームページとは」という質問の回答には、トップに「見づらい」が挙がり、「情報量が少ない」が続きました。
求職者の求める情報は仕事探しに対する検討度合いや選考状況によっても変わるため、求職者が必要だと感じたタイミングで、必要とする情報にすぐにアクセスできる環境を整えておくことが重要です。
引用:キャリタス就活2022「採用ホームページに関する調査」2021年7月発行
採用サイトを活用すべき企業とは?
「採用サイトの整備・活用」は、採用活動を効率化し、マッチ率の高い人材獲得のために、どの企業でも取り入れることが主流になっています。求人サイトや紙面広告の限りある枠に情報を詰め込み過ぎてしまうと、可読性が下がり、読み進める途中で離脱してしまったり、応募意欲の低下に繋がってしまうことにもなりかねません。各媒体社が運営していて一定の集客力がある求人広告枠には、基本的な募集条件と特に打ち出したいポイントを整理して掲載し、より詳細な情報を採用サイトで確認できるようにすることで、応募の最後の後押しとなるような導線が理想的です。
特に、「求人案件数が多い」「定期的に人材募集を行っている」といった企業には、採用サイトの活用がおすすめです。求人サイトや求人検索エンジン内に案件を多数掲載し、同時に人材紹介サービスなども利用するとなると、媒体選定や人材紹介のコストがかかってしまいます。採用サイトを活用し、流入を増やすことでコスト削減にも繋がります。
また、BtoBの事業を展開している企業では特に効果を発揮するでしょう。売り手市場が続く現在の求人市場では、一般的に聞き馴染みのないサービスを展開している企業は、不利になりがちです。採用サイトを活用すれば、仕事内容や事業を詳しく求職者に伝えることが可能です。自社のビジネスを通して社会にどう貢献していきたいかなど、企業の魅力を伝えるのにも最適です。
参考:採用サイト構築サービス「Jobギア採促」についてはこちら
採用サイトに動画を取り入れるメリット
求職活動において、求職者が最も活用するスマートフォンの起動回数は約150回/日、起動時間は約1分11秒/回と、非常に短時間・多頻度に利用されています。採用動画は、企業側から求職者へ短時間で自社の魅力を伝えることができる魅力的な手法であると言えます。
採用動画を採用サイトに取り入れることには、以下の4つのメリットがあります。
認知拡大
潜在層も含め、多くの求職者に「採用をしている」ということを知ってもらうには、求人をサイトに掲載する前段階での取組が必要です。
また、採用動画をYouTubeへアップロードすることや、広告配信で活用することにより、採用のみならず、商品PRや企業ブランディングにも繋がります。
志望度の醸成
採用動画で、企業理念や社風、仕事のやりがいを伝えることで、「理解・共感」を促し、志望度醸成に繋げることができます。
会社・事業案内はもちろん、社長・役員や先輩インタビューなどがおすすめです。
入社後の業務イメージを持たせ、ミスマッチを軽減
求職者が知りたい情報は、1日の仕事の流れや社員同士の交流、在籍社員・スタッフの働き方など、多岐に渡ります。動画の1分は、Webページの3,600ページ分に相当すると言われており、動画を活用することで多くの情報を短時間で伝えることができます。
採用効率の向上
求職者向けの説明会や、会社案内、先輩社員との面談など、採用~入社に至るまでの業務の一部を、採用動画で代替えすることができます。動画制作のコストはかかるものの、その後の採用担当者の業務負荷軽減に繋がります。
参考記事:採用動画の効果と制作時のポイント3選!
採用サイトで活用したい採用動画の種類
採用サイトにどのような動画を取り入れるのが効果的なのでしょうか。
求職者向けの調査では、「印象に残っている動画コンテンツは?」という質問に対し、
- 社員インタビュー
- 会社紹介
- 事業内容説明
- 説明会オープニング
が印象に残ったとの回答が上位に並びました。
ここでは、採用サイトに取り入れたい動画の種類を、4つご紹介します。
【1】会社案内・代表者の挨拶
企業のアピールを目的とした動画です。会社の経営理念に共感してもらうことで、応募の増加も期待できます。
自社のこれまでの歴史や歩み、今後の会社の方向性やビジョンなどの内容を具体的に盛り込みましょう。代表者からのメッセージとして発信するのも効果的です。
また、他社との差別化を図るために、自社のサービスや商材の強み、具体的な福利厚生なども発信できるとなお良いです。
【2】スタッフインタビュー
インタビュー動画の目的は、実際に働くオフィスの雰囲気や「どのような人が働いているのか」を具体的に伝え、求職者に自社で働くイメージを明確に持ってもらうことです。
入社前の求職者には、「どのような人と働くことになるのだろう」、「自分に合った環境なのだろうか」といった不安があります。実際に働いているスタッフに協力してもらうことで、よりリアルな声を求職者に届けることができます。
言葉ではなかなか表現しづらい会社の雰囲気や、実際に働く人の印象は、応募の意思決定の後押しにもなります。
【3】職場紹介・業務の1日の流れの紹介
求職者は、業務内容や福利厚生など条件面だけではなく、実際に働く環境が自分に合うものかどうかにも注目しています。長い時間を過ごす職場の環境が自分のイメージに近ければ、働く姿を具体的にイメージしやすくなり、将来的には入社後のモチベーションアップにも繋がります。
福利厚生の一環として、休憩スペースの情報やテレワークができる環境なのかなど、求職者目線で気になるポイントを盛り込んだ動画を作成しましょう。
【4】会社説明会
オンラインで活用できる会社説明会の動画を採用サイト内に取り入れることで、求職者は時間や場所を選ばずに好きなタイミングで動画を視聴できます。リアル開催の会社説明会には出席が難しい求職者にも企業説明をすることが可能となります。
また、選考段階であれば、面接の前に会社説明会動画を閲覧してもらうことで、求職者は面接時に質問したい事項をまとめることもできます。企業側としては、質問時間や説明時間の短縮にもつながり、採用活動の工数や経費の削減にも繋がります。
採用サイト上で動画の効果を高めるための4つのポイント
採用動画は、自社の採用サイトに組み込むことでさらに効果を発揮します。
ここでは、採用サイト内で効果的に活用できる動画作成のポイントを4つご紹介します。
1. 採用ペルソナを設定する
採用活動におけるペルソナとは、自社が採用したい理想の人物像のことを指します。
膨大な量の求人から自社に合った方に求人を見つけてもらい、応募を獲得するためには、明確な人物像=ペルソナを設定し、採用サイトや採用動画を通して、求職者に自社で働くことを具体的にイメージしてもらえるような内容を盛り込むことが重要です。
参考記事:【ペルソナ設定資料有】採用活動におけるペルソナとは?~マッチする人材に届く求人原稿を作るメソッド~
2. 自社オリジナルの情報(強みや魅力)を存分に発信する
自社の強みや魅力を発信することは、他社との差別化においてとても有効な手段です。
例えば、「テレワークや時短勤務が可能」・「独自の福利厚生がある」・「専門技術が身につく」など、競合他社と比較して差別化できるポイントは、余すことなく採用動画に盛り込みましょう。
3. 他社の採用動画を分析する
様々な企業が、採用活動に動画を取り入れています。“自社で取り入れるならどんな動画がよいか”、といった視点で、できるだけ多くの採用サイトの動画を視聴し、調査・分析してみましょう。
4. 求職者が知りたい情報は何かを常に意識する
採用サイト用の動画制作で注意すべきことは、“企業として伝えたいことばかりを盛り込んでいないか”という点です。
求職者が本当に知りたい情報は何か、という視点を常に意識して採用サイトや動画作成をするといいでしょう。
求職者は、膨大な情報の中から、求人情報にたどり着きます。求職者の負担を最小限にするために、例えば、動画は1シーンを短めにしたり、専門用語はなるべく一般的な言葉に言い換えたりすることも大切です。
採用動画の作成はアイデムへお任せください
採用動画の制作は、大きく分けて以下の工程で進行していきます。
- 企画作成
- 構成作成
- 撮影
- 編集
- 公開
アイデムでは、企画作成~公開まで一貫してサポートいたします。まずは、企画作成の準備として、採用ペルソナの設定からスタートしましょう。
動画作成に特化した企業は数多くありますが、1970年から求人に向き合ってきたアイデムだからこそ、採用動画作成において最も重要な採用ペルソナの具体的な設定からスタートし、単に動画作成するだけではなく採用を成功させることを目的とした動画作成のサポートを行うことができます。
アイデムでは、採用動画作成だけではなく、採用サイト構築や求人原稿作成まで、専任担当が貴社の採用活動を包括的にサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
【アイデムでの採用動画作成 5つの特徴】
- 動画の「映像クオリティ」が高い
- 制作予算に併せて「数多くの企画」を実現
- 人材確保に精通した「HRのプロ」がディレクション
- 採用現場に寄り添った融通の利く「柔軟な対応」
- 納品後3年間、動画内テキスト情報(テロップ等)を「無料修正」のアフターフォロー
採用サイト構築サービス「Jobギア採促」について
「Jobギア採促」はアイデムの求人ノウハウが詰まった採用サイト構築サービスです。
求める人材に伝わるページ制作をはじめ、求人サイト「イーアイデム」との連携掲載で露出アップも可能です。
GoogleやIndeedへの効果的な掲載手法のご提案や、個人情報のセキュリティ対策、応募者の管理まで、サイト制作だけではない、適材を集めるためのWeb採用戦略を包括的にサポートさせていただきます。
【Jobギア採促】
オウンドメディアリクルーティングを実現する採用サイト構築サービス
選べるプラン~完全無料のお試しプランも~
「Jobギア採促」は
- オリジナルで制作する「カスタムプラン」
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と4つのプランからお選びいただけます。
GoogleやIndeedとの連携に強い
採用サイトを効果的に活かすためには、求職者に見つけてもらうための施策が鍵となります。Jobギア採促の求人情報はIndeedとGoogleしごと検索に自動連携して掲載されます。
求人広告のノウハウが詰まったコンテンツ
求人のアイデムだからこそ、お客さまが求める人物へ届くコンテンツをご提案できます。伝わる文章や写真、応募のしやすい募集要項の書き方など、求人原稿作成のプロがご提案いたします。
リリース後もレポート報告でフォロー
Google Analyticsによるアクセス解析を定期的にレポートさせていただき、アクセスの少ない職種などへの改善点をアドバイスさせていただきます。(*クイックプランは除く)
求人サイト「イーアイデム」にカンタン掲載
「Jobギア採促」で構築した採用サイトの求人情報は、入力管理システムのボタンを押すだけで、求人サイト「イーアイデム」に掲載することができます。
「Jobギア採促」をベースにした採用メディア連携と施策例
まとめ
採用サイトでの動画活用は、
- 認知拡大
- 志望度の醸成
- 入社後のミスマッチ軽減
- 採用効率アップ
などの観点から、採用活動の効率化が期待できます。
動画は文字や画像よりも情報量が多く、リアリティーをもって伝えられるため、自社の強み、魅力、職場の雰囲気を具体的に求職者に発信することが可能となります。
若年層を中心に動画視聴が一般的になりつつあり、企業側も採用活動に動画を活用し始めている今だからこそ、自社の採用課題に合った採用動画を作成し、採用サイト内で活用していくことが望ましいでしょう。
アイデムでは、採用動画の企画・制作を承っているだけでなく、作成した動画を活用した、より効率的な求人手法について、他社の導入実績や事例を踏まえてご提案しています。採用動画にもともと興味があった方も、現在採用がなかなかうまくいっておらず、どこかを改善したいなど漠然としたお悩みをお抱えの方も、ぜひ一度アイデムへご相談ください。
アイデムには、人材採用から定着・戦力化までの一連のプロセスにおける多様なノウハウがあります。
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最適な人材を採用し、定着・戦力化するまでのすべての過程でサポートさせていただきます。